蛮 意味
- 蛮― ばん-カラ [0] 【蛮―】 (名・形動)(ハイカラをもじった語) 服装や言動などが粗野なこと。また,わざとそのようにふるまう人やさま。「旧制中学以来の―な校風」「―学生」
- 蛭飼い ひるかい 腫(ハ)れ物の悪い血を蛭に吸わせる治療法。
- 蛭鉤 ひるかぎ ② (1)先細で中太の形が蛭に似た吊(ツ)り鉤。蛭環。 (2)中太の釣り針。
- 蛭藻 ひるも ② ヒルムシロの異名。﹝季﹞夏。
- 蛮カラ 蛮襟; ばんカラ
- 蛭蓆 ひるむしろ ③ ヒルムシロ科の多年生水草。池や水田に生える。茎は泥土中の根茎から出て,上方は水面に達する。水面に浮かぶ葉は長楕円形で光沢があり,水中の葉は披針形。夏,水上に淡緑黄色の花穂を出す。蛭藻。﹝季﹞夏。
- 蛮人 ばんじん ◎③ 野蛮人。
- 蛭石 ひるいし ② 黒雲母が風化して水分を含んだ鉱物。急に熱するとヒルのように伸長する。焼成して耐熱材・防音材などに用いる。バーミキュライト。
- 蛮力 ばんりょく ① (1)蛮勇の力。 (2)乱暴な力。
例文
- 己の慣習でないものを、人は野蛮と呼ぶ。
- 教養の点では彼らは野蛮人と同じ程度だ。
- 人間の野蛮性は決して根絶できない。
- 音楽は野蛮人の胸をなだめすかす魅力がある。
- 指を使うことは野蛮なのだろうか。
- 野蛮な男がわたしの高価な宝石をうばって逃走した。
- 文明人も一皮むけば野蛮人。
- 復讐において、恋愛において、女は男よりも野蛮である。
- まだ野蛮な国がある。
- 彼は全くの野蛮人だ。