蛸壺 意味
- たこつぼ ②◎
(1)タコを捕まえるのに使う素焼きの壺。多数を幹縄につけて海中に沈め,タコの入った頃を見はからって引き上げる。
(2)戦場に掘った一人用の壕(ゴウ)。
- 蛸壺にこもる 鮹壷にこもる
- 蛸壷 蛸壼
- 蛸坊主 たこぼうず ③ 〔タコの外見を坊主頭に見立てた語〕 「蛸入道(タコニユウドウ)」に同じ。
- 蛸入道 たこにゅうどう ③ (1)〔タコの外見を入道,すなわち僧の頭に見立てた語〕 タコの異名。たこぼうず。 (2)坊主頭の者をあざけっていう語。たこぼうず。
- 蛸壼 蛸壷
- 蛸・章魚・鮹 たこ ① (1)頭足綱八腕目の軟体動物の総称。丸い頭状の胴に吸盤のある八本の腕が付き,その付け根に口がある。頭状の部分は実際は胴体で,内臓や鰓(エラ)がはいっており,本当の頭にあたる部分は腕の付け根,口の上部に位置し,脳や目がある。体色は周囲の環境によって変化する。イカと同様,外敵に襲われたりすると口状の漏斗から墨を吐き出す。すべて海産。日本や南欧の一部では食用にするが,西欧では悪魔の魚とい
- 蛸引き たこひき ② 和包丁の一種。細身で先が角型になったもの。主に関東地方で刺身を作るのに用いる。 →包丁
- 蛸の足 たこのあし ① ベンケイソウ科の多年草。湿地に自生。高さ約80センチメートル。葉は狭披針形。夏,茎頂に反曲する数本の穂状花序をつけ,黄白色の小花を密生する。和名は花序の姿をタコの足に見立てたもの。サワシオン。
- 蛸水母 たこくらげ ③ 海産のクラゲの一種。傘の部分は半球形で,大きなものは直径20センチメートルになる。傘の下に触手と八本の口腕がある。暖流域に分布。
例文
- この八日間 観察してた あなたやジム この蛸壺の皆をね
- 魔境の長にはほど遠い蛸壺のような格好をしている。
- これが蛸壺漁の原理である。
- 最初は蛸壺の中に産みつけられたのを「すぼし」にした。
- 蛸壺風の容器を使用。
- パッケージは白地でリアルなタコと蛸壺の絵が描かれている。
- 日本軍はブインまでのジャングルに蛸壺陣地を作って抗戦した。
- 蛸壺風の陶器の容器に蛸飯と蛸・穴子・季節の野菜を盛り付けたもの。
- また、明石に蛸壺塚、淡路に扇塚を建てるなど、芭蕉顕彰に尽力した。
- そこに至って方法論の厳密さすら失われ、映画学はますます蛸壺化したからである。