蛸の足 意味
- たこのあし ①
ベンケイソウ科の多年草。湿地に自生。高さ約80センチメートル。葉は狭披針形。夏,茎頂に反曲する数本の穂状花序をつけ,黄白色の小花を密生する。和名は花序の姿をタコの足に見立てたもの。サワシオン。
- 蛸の木 たこのき ① タコノキ科の常緑高木。小笠原など暖地に自生。高さ10メートル内外。幹の下方から太い気根をタコの足状に多数出す。葉は長い剣形で枝先に集まってつく。雌雄異株。果実はパイナップル状。気根の繊維で縄を,葉で帽子やかごなどを作る。
- 蛸の穴 蛸のすみか
- 二の足 にのあし ◎ (1)二歩目。 (2)〔二の足を踏む意から〕 ためらうこと。しりごみ。 「聞きおぢして―に成所を/浄瑠璃・国性爺合戦」 (3)太刀の鞘(サヤ)の帯取(オビトリ)を通す二つの足のうち鐺(コジリ)に近い方の称。 ――を踏・む 〔一歩目は進むが,二歩目はためらって足踏みする意〕 決断がつかず実行をためらう。しりごみする。
- 木の足 竹馬
- 鵜の足 うのあし ①② 海産の巻貝。殻は平笠形で周縁に七本内外の突起が出,殻長約3センチメートル。黒褐色で不規則な白斑がある。潮間帯の岩に付着する。貝殻は貝細工の材料。
- 鶏の足 鶏の脚
- 蛸のすみか 蛸の穴
- 蛸の枕・海燕 たこのまくら ①-① ウニ綱の棘皮動物。体はやや平たい饅頭(マンジユウ)形で,長径10センチメートル内外。上面に五つの花弁状の紋がある。褐色で,一面に短い棘(トゲ)が生える。本州中部以南の浅海の砂底にすむ。饅頭貝。
- その足で 同じ足で
- ひれ状の足 水掻き; 仕切板; かい; 水掻き板; へら
- 二つの足 両足
- 日の脚・日の足 ひのあし (1)「日脚(ヒアシ){(1)}」に同じ。 「まだ―も南へと/浄瑠璃・卯月の紅葉(上)」 (2)「日脚(ヒアシ){(2)}」に同じ。 「―のわづかに見えて/蜻蛉(上)」
- 烏の足跡 からすのあしあと ①①-③ 目じりにできる小じわ。
- 生日の足日 いくひのたるひ 活気があり,満ち足りた日。 「八十日日(ヤソカビ)はあれども,今日の―に/祝詞(出雲国造神賀詞)」
- 盗人の足 ぬすびとのあし ⑦ オニノヤガラの別名。
例文
- 首のまわりから蛸の足が生えている他は普通の兎。
- これを上から見ると、吸盤のついた蛸の足を下から見たのに似ている。
- 丸まった蛸の足を切るのに適したものなので蛸引と呼ぶとする説がある。
- タコノアシ(蛸の足、学名:Penthorum chinensis)はユキノシタ科の多年草。
- 蛇の様な胴体に蛸の足が前後4本ずつ生えた姿で、腰に「SWWF」と書かれたベルトを着けている。
- 蛸の色が赤く変わる所からとも、また薄く輪切りにした蛸の足を桜の花に見立てたものとも言われる。
- 「タコ足」と呼ばれるのは、各シリンダーよりの排気管を等長化した際に蛸の足のような形状になることに由来している。
- テーブルトークRPG『ソード・ワールドRPG』のモンスターとして登場するスキュラは、下半身のデザインが6つの蛇の頭と12本の蛸の足になっている。