起 意味
- 起(き)抜け おき-ぬけ [0] 【起(き)抜け】 寝床から起き出してすぐのこと。起きがけ。起きしな。「―に散歩に出る」
- 起(き)掛け おき-がけ [0] 【起(き)掛け】 寝床から起きたばかりのこと。起きしな。起きぬけ。
- 起(き)揚げ おき-あげ [0] 【起(き)揚げ】 絵の具や胡粉(ゴフン)を盛り上げて,絵・蒔絵(マキエ)・彫刻などの模様を地より高くすること。また,そのもの。「―人形」
- 起(き)番 おき-ばん [0] 【起(き)番】 当番で夜通し起きていること。また,その人。寝ずの番。
- 起(き)直る おき-なお・る ―ナホル [4] [0] 【起(き)直る】 (動ラ五 [四] )寝た姿勢から身を起こしてすわる。「床の上に―・って聞く」
- 起(き)返る おき-かえ・る ―カヘル [3] [0] 【起(き)返る】 (動ラ五 [四] )起き上がる。「少し―・つて,尚背向(ウシロム)きに/婦系図(鏡花)」
- 起(こ)し おこし [3] 【起(こ)し】 (1) 立て起こすこと。「倒れた垣根を―にかかる」 (2) 目覚めさせること。「寝ている父を―に行く」 (3) 花札で,めくり札をめくること。
- 起(こ)し絵 おこし-え ―ヱ [3] 【起(こ)し絵】 建物や樹木などの絵を切り抜いて厚紙で裏打ちし,枠組みの中に立て並べ立体的に構成したもの。灯火を点ずる仕掛けのものもある。芝居の舞台面や名所の風景などを題材とする。立て絵。立て版古(バンコ)。 [季] 夏。《―の男をころす女かな/中村草田男》
- 起(こ)し絵図 おこし-えず ―ヱヅ [4] 【起(こ)し絵図】 建物の壁面や天井などを描いた図を平面図の四周につづり合わせ,折り曲げて起こすと全体の様子が分かるように作ったもの。茶室の設計に古くから利用された。
- 起(こ)す・興す おこ・す [2] 【起(こ)す・興す】 (動サ五 [四] ) (1) 起きるようにする。(ア)倒れたりして横になっているものや,傾いているものを立てる。「倒れた苗木を―・す」「転んだ子供を―・してやる」「ベッドの上に体を―・す」(イ)眠っている人の目を覚まさせる。「朝六時に―・して下さい」 (2) 地面などが平らになっている状態を破る。(ア)地面の表面を掘り返す。「畑を―・す」
- 起(こ)り おこり [3] 【起(こ)り】 (1) 物事の始まり。起源。「祭りの―」「地名の―」 (2) 原因。「争いの―」
- 起(こ)る おこ・る [2] 【起(こ)る】 (動ラ五 [四] ) (1) 物事・事態や動きが新しく生じる。おきる。「事件が―・った」「摩擦で静電気が―・る」「突然,喚声が―・った」「ぜんそくの発作が―・る」 (2) ある感情や欲望などが心の中に生ずる。「いたずら心が―・る」「悪心が―・る」 (3) 勢いがさかんになる。「国が―・る」 (4) それまで静かだったものが立ち上がって行動を
- 起{(}き{)}抜け おきぬけ ◎ 寝床から起き出してすぐのこと。起きがけ。起きしな。 「―に散歩に出る」
- 起{(}き{)}掛け おきがけ ◎ 寝床から起きたばかりのこと。起きしな。起きぬけ。
- 起{(}き{)}揚げ おきあげ ◎ 絵の具や胡粉(ゴフン)を盛り上げて,絵・蒔絵(マキエ)・彫刻などの模様を地より高くすること。また,そのもの。 「―人形」
例文
- メアリーは昨日の夜遅くまで起きていた。
- その知らせは村中に不安をまき起こした。
- 人生には数多くの不可解なことが起こる。
- 彼女は毎朝6時に起きることにしている。
- この失敗は私の間違った判断に起因する。
- いつ地震が起こるかは誰にもわからない。
- 釣りに行くために今朝は早く起きました。
- その事故はいつ彼女の身に起こったのか。
- それはまれにしか起こらない事件だった。
- 紫外線は皮膚癌を引き起こすことがある。