酒刀自 意味
読み方:
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- 酒杜氏
- 刀自 とうじ ① 「とじ(刀自)」の転。 ; とじ 〔戸主(トヌシ)の意。「刀自」は当て字〕 (1)一家の主婦。いえとじ。 「我(ア)が子の―を/万葉 723」 (2)老女の尊称。とうじ。 「いませ母―面変はりせず/万葉 4342」 (3)他家に仕えて雑役をする女。 「宮々の―・をさめにても/栄花(若生え)」 (4)宮中の台盤所・御厨子所(ミズシドコロ)・内侍所などに仕えた下級
- 先刀自 先妻
- 大刀自 おおとじ ③ (1)大化前代,宮廷に仕えた女性の称号。 (2)律令制下の後宮制度で,皇后・妃に次ぐ位の夫人。 (3)「刀自(トジ)」の尊称。 「名は飯盛の―といふ/播磨風土記」 ; おとじ ⇒おおとじ(大刀自)
- 家刀自 いえとじ 〔「とじ」は婦人の尊称〕 一家の主婦。いえのとじ。いえとうじ。 「―,家長(イエギミ)に告げて曰はく/霊異記(中訓注)」
- 母刀自 あもとじ 〔上代東国方言〕 母を敬っていう語。 「―も玉にもがもや戴きて/万葉 4377」 ; おもとじ 母の敬称。ははとじ。 「雪よりけなる―の乳房のむくい/好忠集」 ; ははとじ 母を敬っていう語。 「父君に我は愛子(マナゴ)ぞ―にわれは愛子ぞ/万葉 1022」
- 酒倉 酒店; 酒場; ワイン醸造所; 貯蔵室; 酒屋; 酒蔵; 船倉; ブトウ酒店; 倉庫; 食料貯蔵室
- 酒保 しゅほ ① (1)軍隊で,兵営内にある日用品・飲食物の売店。 (2)中国で,酒家の雇い人。また,酒を売る人。
- 酒利き さけきき ◎ 酒の味の鑑定者。
- 酒代銭 祝儀の銭
- 酒匂川 さかわがわ 富士山の東斜面に源を発し,神奈川県西部を流れて小田原付近で相模湾に注ぐ川。長さ約50キロメートル。
- 酒代 さかしろ ◎ さかだい。酒手(サカテ)。 ; さかだい ◎ (1)酒を買ったり飲んだりするための代金。さかしろ。さかて。のみしろ。 (2)「酒手{(2)}」に同じ。
- 酒友 しゅゆう ◎ 酒のみ友達。のみ仲間。
- 酒仙 しゅせん ◎ 世間の雑事にとらわれず,心から酒を好み楽しむ人。また,大酒飲み。
- 酒司 さけのつかさ (1)「造酒司(ミキノツカサ)」に同じ。 (2)後宮十二司の一。酒の醸造をつかさどったとされるが,宮内省造酒司(ミキノツカサ)との関係など詳細は不明。 ; しゅし ① 律令制の後宮十二司の一。酒造りのことをつかさどった。 →みきのつかさ(造酒司)