うち-わたり 意味
読み方:
意味
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- 【内辺】
(1)内裏。宮中。「除目の頃など,―いとをかし/枕草子 3」
(2)天皇。「―にも聞し召して/源氏(総角)」
- うちわたり 【内辺】 (1)内裏。宮中。 「除目の頃など,―いとをかし/枕草子 3」 (2)天皇。 「―にも聞し召して/源氏(総角)」
- わたり 【辺り】 (1)ある場所とその付近。その一帯を漠然とさしていう。あたり。近所。辺。 「六条―の御忍びありきの頃/源氏(夕顔)」 (2)人,あるいは人々のことを漠然とさしていう。 「かの―は,かくいともむもれたる身に引きこめて/源氏(橋姫)」 (3)ある人のところを婉曲にさしていう。 「この見給ふる―より,情なくうたてあることをなむ/源氏(帚木)」 ; 【渡り】 ※一※ ◎
- うち-わた [2] [0] 【打(ち)綿】 (1) 打ち返した古綿。 (2) 繰り綿を綿弓で打って不純物を取り去り柔らかくしたもの。
- わた-うち [0] [4] 【綿打ち】 (1) 綿打ち弓を使って打ち綿を作ること。 (2) 「綿打ち弓」の略。
- いまわたり 【今渡り】 輸入工芸品について,輸入の時期が江戸中期以降であることをいう語。また,その陶磁器や裂(キレ)など。新渡(シント)。 →古(コ)渡り →中(チユウ)渡り
- いま-わたり [3] 【今渡り】 輸入工芸品について,輸入の時期が江戸中期以降であることをいう語。また,その陶磁器や裂(キレ)など。新渡(シント)。 古渡り 中渡り
- おみわたり 【御神渡り】 諏訪湖で見られる氷の亀裂現象。湖面が全面結氷してひびわれが生じ,この部分が再結氷し,朝の昇温に伴って氷が膨張し,割れ目の部分を押し上げて氷堤をつくる。諏訪大社の祭神が上社から下社へ渡った跡として,亀裂の方向で吉凶を占う。
- おみ-わたり [0] [3] 【御神渡り】 諏訪湖で見られる氷の亀裂現象。湖面が全面結氷してひびわれが生じ,この部分が再結氷し,朝の昇温に伴って氷が膨張し,割れ目の部分を押し上げて氷堤をつくる。諏訪大社の祭神が上社から下社へ渡った跡として,亀裂の方向で吉凶を占う。
- おわたり 【御渡り】 貴人・神輿(ミコシ)などの,渡御(トギヨ)。
- お-わたり [0] 【御渡り】 貴人・神輿(ミコシ)などの,渡御(トギヨ)。
- かちわたり 【徒渡り】 歩いて川を渡ること。徒渉(トシヨウ)。
- かち-わたり 【徒渡り】 歩いて川を渡ること。徒渉(トシヨウ)。
- からわたり 【唐渡り】 (1)中国など,外国から渡来すること。また,その品物。 (2)中国,また外国へ渡航すること。
- から-わたり [3] 【唐渡り】 (1) 中国など,外国から渡来すること。また,その品物。 (2) 中国,また外国へ渡航すること。
- こわたり 【古渡り】 古くに外国から伝来したもの。特に,織物・陶磁器・器物などで,主に室町時代中頃までに渡ってきたものをいい,貴重なものとされた。時代渡り。本(モト)渡り。昔渡り。こと。 「―サラサ」「―唐桟(トウザン)」 →今(イマ)渡り