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くすこ-の-へん 意味

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  • 【薬子の変】
    810年に起こった宮廷内の抗争事件。平城天皇の寵厚く,権勢の座にあった藤原薬子が,天皇の退位後,兄仲成とともに再度実権を握ろうとして起こした事件。嵯峨天皇の廃立,平城上皇の重祚(チヨウソ),平城京遷都を企てたが未然に発覚,仲成は処刑され,薬子は自殺した。

  • くすこのへん    【薬子の変】 810年に起こった宮廷内の抗争事件。平城天皇の寵厚く,権勢の座にあった藤原薬子が,天皇の退位後,兄仲成とともに再度実権を握ろうとして起こした事件。嵯峨天皇の廃立,平城上皇の重祚(チヨウソ),平城京遷都を企てたが未然に発覚,仲成は処刑され,薬子は自殺した。
  • ふじわら-の-くすこ    フヂハラ― 【藤原薬子】 (?-810) 平安初期の女官。種継の女(ムスメ)。平城天皇に仕え寵愛(チヨウアイ)を得たが,嵯峨天皇が即位すると勢力の失墜を恐れ,810年兄仲成らと平城上皇の重祚(チヨウソ)をはかって失敗,自殺した(薬子の変)。
  • くすこ    【薬子】 ⇒くすりこ(薬子)
  • ふじわらのくすこ    【藤原薬子】 (?-810) 平安初期の女官。種継の女(ムスメ)。平城天皇に仕え寵愛(チヨウアイ)を得たが,嵯峨天皇が即位すると勢力の失墜を恐れ,810年兄仲成らと平城上皇の重祚(チヨウソ)をはかって失敗,自殺した(薬子の変)。
  • き-の-くすり     【気の薬】 心の慰みになること。おもしろいこと。「仕合(シアワセ)すれば―/浄瑠璃・博多小女郎(上)」 気の毒
  • くすし-の-かみ     【薬師の神】 神代に医療・まじないの法を定めたといわれる大己貴(オオナムチ)・少彦名(スクナビコナ)の二神をいう。
  • くすり-の-かみ     【典薬頭】 (1) 「尚薬(シヨウヤク)」に同じ。 (2) 「てんやくのかみ(典薬頭)」に同じ。
  • くすり-の-こと     【薬の事】 「病気」の忌み詞。「朱雀院の御―/源氏(若菜上)」
  • くすり-の-ひ     [5] [0] 【薬の日】 陰暦五月五日。 [季] 夏。 薬狩り 薬日
  • くす-の-き     [2] [1] 【樟・楠】 クスノキ科の常緑高木。暖地に自生し,また公園などに植栽される。長寿で,高さ20メートル以上,直径2メートルに達する。葉は卵形で先端がとがり,革質。晩春,黄緑の小花をつけ,晩秋,球形・黒色の果実を結ぶ。全体に芳香があり,樟脳(シヨウノウ)を採る。材は器具材とする。クス。
  • くすり-の-つかさ     【薬司・典薬寮】 (1) 後宮十二司の一。医薬のことをつかさどった。やくし。 (2) 「てんやくりょう(典薬寮)」に同じ。
  • ごくすい-の-えん     【曲水の宴】 きょくすいのえん
  • すこ    〔「すこし」の略〕 ちょっと。すこし。 「主は俳諧も―やらかしたな/洒落本・辰巳之園」
  • あんな-の-へん    アンワ― 【安和の変】 969年(安和2)藤原氏が,左大臣源高明・橘繁延らに皇太子廃立の企てありとして,左遷・流罪に処した政変。源満仲の密告に乗じた他氏排斥の謀略で,以後藤原氏の全盛期を迎える。
  • いくの-の-へん     【生野の変】 1863年福岡藩士平野国臣ら尊攘派が,天誅組の乱に呼応して討幕のため但馬(タジマ)生野に兵を挙げた事件。公卿沢宣嘉(ノブヨシ)を擁し,長州の下級武士や,地元農民を動員し代官所を占拠したが,三日で鎮圧された。