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しのおり 意味

読み方:

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  • 【志野折】
    香道で,試香包と本香包を入れる畳(タトウ)。総包み。

  • よしのおり    【吉野織(り)】 平織りの地に,縞または格子状に畦(アゼ)織りを入れた特殊組織の織物。吉野格子。
  • しの-おり    ―ヲリ [0] 【志野折】 香道で,試香包と本香包を入れる畳(タトウ)。総包み。
  • しのびのお    【忍びの緒】 室町時代以降,兜(カブト)の鉢に付けたあごひもの称。兜の緒。 →兜
  • としのお    【年の緒】 年が長く続くことを緒にたとえて言ったもの。 「あらたまの―長く思ひ来し/万葉 2089」 ; 【歳の尾】 〔「歳尾」を訓読した語〕 年の終わり。歳末。 「―は浜荻春はかきつばた/柳多留 142」
  • いちのおり    【一の折】 懐紙(カイシ)を,折り目を下にして折り,その表裏に連歌・俳諧の句を記すとき,最初の一折り目をいう。百韻は四折りからなり,一の折りの表に八句,その裏以下名残の表までに各一四句,名残の裏に八句を記入。歌仙は二折りからなり,一の折り表に六句,その裏および名残の表に各一二句,名残の裏に六句を記入。初折(シヨオリ)。 →名残の折
  • さんのおり    【三の折】 百韻の連歌・連句で,懐紙の三枚目の称。三の懐紙。
  • そのおり    【其の折】 その時。その当時。その節。
  • にのおり    【二の折】 連歌・俳諧に用いる二ないし四枚の半折懐紙の第二紙をいう。百韻ではその表と裏に各一四句,歌仙では表一二句,裏六句を書く。歌仙では「名残の折」にあたる。
  • つくしのおく    【筑紫奥】 狂言。筑紫の奥の百姓と丹波の百姓が年貢を納め,領主から所有の田一反につき一声ずつ笑えと命じられる。筑紫は二声,丹波は一声半笑い,最後には取り次ぎ役をくすぐって,めでたく三人で笑う。
  • にしのおもて    【西之表】 鹿児島県種子島の北部にある市。鎌倉時代以来種子島氏の居城があり栄えた。種子島の行政・経済の中心地。
  • よしの-おり     [0] 【吉野織(り)】 平織りの地に,縞または格子状に畦(アゼ)織りを入れた特殊組織の織物。吉野格子。
  • なごりのおり    【名残の折】 連歌や連句を懐紙(カイシ){(2)}に書くときの最後の一折のこと。裏表に分け百韻では表に一四句,裏に八句,歌仙(三六句)では表に一二句,裏に六句を記す。名残。 →懐紙
  • あまかしのおか    【甘橿岡・甘樫丘】 奈良県高市郡明日香村豊浦にある丘。允恭(インギヨウ)天皇が姓氏の混乱を正すため探湯(クカタチ)を行なった地,また蘇我蝦夷・入鹿父子の邸があった地と伝える。うまかしのおか。
  • ほしのおうじさま    【星の王子さま】 〔原題 (フランス) Le Petit Prince〕 サン=テグジュペリの童話。1943年刊。星に住む小さな王子を主人公に,詩的な文章で精神の純粋さと高貴さを謳(ウタ)いあげ,寓意に満ちた物語は,世界中の人々に愛読される。
  • おりくち-しのぶ    ヲリクチ― 【折口信夫】 (1887-1953) 国文学者・民俗学者・歌人。大阪生まれ。号,釈迢空(シヤクチヨウクウ)。国学院大・慶大教授。国文学の民俗学的研究や神道・芸能などの研究に優れた業績を残す一方,歌人としても独自の境地を開いた。著「古代研究」,歌集「海山のあひだ」,詩集「古代感愛集」,小説「死者の書」など。