唯・只 意味
読み方:
意味
携帯版
- ただ ①
〔「ただ(直)」と同源〕
※一※ (副)
(1)ある物や事柄に限定され,ほかは問題にならないことを表す。もっぱら。ひたすら。
「―君だけが頼りだ」「今は―無事を祈るしかない」「―勉強ばかりしている」
(2)数量の少ないことを強調する語。たった。わずか。
「―の百円」「―一つ」「―一目会いたい」「泣き言は―の一度も言わない」
(3)(「ただ+動詞連用形+に+動詞」の形で)もっぱらその行為をするさま。ひたすら。
「馬のうへにて―ねぶりにねぶりて/更科紀行」
※二※ (接続)
前に述べたことについて,留保・注釈・条件などを付け加える語。ただし。もっとも。
「品質はいいと思う。―少し高すぎる」
- 唯 たった ◎ 〔「ただ」の転〕 (1)(下に数量を表す語を伴って)わずか。ほんの。 「―百円しかない」「―これっきり」「―一人」「―の一日も休ませない」 (2)ひたすら。いちずに。 「―とかせませ/狂言記・宗論」 ; たんだ 〔「ただ」の撥音添加〕 「ただ」を強めていう語。 「―弱りに弱り/謡曲・隅田川」 ; ない 応答の語。また,同意を表す語。はい。江戸時代,奴(
- 只 【只】 (画 数) 5画-人名漢字 (音 訓) シ,ただ (名乗り) これ,ただ (区 点) 3494 (JIS) 427E (シフトJIS) 91FC (熟語一覧) 27項目 押し〈只管〉に 〈只管〉・〈一向〉 越後三山只見国定公園 奥只見ダム 只管打坐・祗管打坐 只・徒 唯・只 只今・唯今 只句 只食い 徒言・直言・只言
- 只・徒 ただ ① 〔「ただ(直)」と同源〕 ※一※ (名) (1)代金が不要なこと。無料。無償。ロハ。《只》「機械を―で使わせる」「この酒は―だ」 (2)特別に変わった点がないこと。普通。 「―の人」「―のかすり傷」「―でさえ混雑するのに,休日だから身動きもできない」 (3)何事もないこと。無事。 「―で済むとは思われない」 ※二※ (形動ナリ) (1)取り立てるほどのことのないさま
- 唯に ただに ① 単に。ただ。下に「だけ」「のみ」などを伴い,否定の表現と呼応して用いる。 「―味方を損なうのみならず,敵を益するものである」
- 唯なりに ただなりに 事がある方向に急変するさま。ひたすら。 「―花の都,田舎になるこそかなしけれ/平家 5」
- 唯一 ゆいいち ① 「ゆいいつ(唯一)」に同じ。 「神ワ―ナルモノ/ヘボン(三版)」 ; ゆいいつ ① ただ一つだけでそれ以外にはないこと。ゆいつ。ゆいいち。 「―の楽しみ」「―の手段」「島では舟が―の交通機関だ」 ; ゆいつ ① ⇒ゆいいつ(唯一)
- 唯でさえ ただでさえ 普通の状態でも。それでなくても。 「―狭い部屋に本がいっぱいで…」
- 唯一つ 唯一
- 唯々諾々として 唯唯諾諾として
- 唯一の だけ; 無二の; 1つだけの; ただひとつ
- 唯々諾々 唯唯諾諾
- 唯一の物 特異な物