あらい-た・てる 意味
- アラヒ― [5]
【洗い立てる】
(動タ下一)[文]タ下二 あらひた・つ
(1)十分に洗う。
(2)人の所業や物事の内情などを調べ上げて,あばく。「過去の不正の数々を―・てる」
関連用語
あらいたてる: 【洗い立てる】 (1)十分に洗う。 (2)人の所業や物事の内情などを調べ上げて,あばく。 「過去の不正の数々を―・てる」
あら-た: 【荒田】 荒れた田。久しく耕作しない田。あれた。「―に生ふるとみ草の花/風俗歌」
た・てる: [2] 【閉てる】 (動タ下一) [文] タ下二 た・つ 立てる
あらい: 【荒井】 姓氏の一。 ; 【新井】 新潟県南西部にある市。近世,北国街道と飯山街道の分岐点の宿場町。化学・機械産業が盛ん。 ; 【粗い】 〔「荒い」と同源〕 (1)まばらだ。すき間がある。 「目の―・い網」 (2)ざっと一通りするようす。おおざっぱだ。 「全体を―・く調べる」 (3)粗雑だ。 「試合運びが―・い」 (4)細かくない。大きい。 「つぶが―・い」 (
あらい-ざらい: アラヒザラヒ [4] [0] 【洗い浚い】 (副) なにもかもすべて。残らず。「秘密を―うちあける」
あおぎ-た・てる: アフギ― [5] [0] 【扇ぎ立てる・煽ぎ立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 あふぎた・つ (1) むやみにあおぐ。「うちわで―・てる」 (2) 扇動する。あおりたてる。「異国趣味を―・てる/夜明け前(藤村)」
あおり-た・てる: アフリ― [5] 【煽り立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 あふりた・つ (1) 風が激しくあおる。「強風に―・てられてテントが倒れる」 (2) 激しく扇動する。「射幸心を―・てる」
あばき-た・てる: [5] 【暴き立てる】 (動タ下一) 他人の秘密をことさら明るみに出す。「政敵の旧悪を―・てる」
いい-た・てる: イヒ― [4] 【言(い)立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 いひた・つ (1) 自説を強く主張する。「絶対反対だと―・てる」 (2) 一つ一つ列挙して言う。「欠陥をこまごまと―・てる」 (3) 口実にする。「女は病気を―・てて/あめりか物語(荷風)」
い-た・てる: [3] [0] 【射立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 いた・つ (1) 相手に向けて盛んに矢を射る。「敵に―・てられて敗走する」 (2) 体に矢を突き立たせる。「矢七つ八つ―・てられて,立ち死ににこそ死にけれ/平家 7」
うち-た・てる: [4] [0] 【打(ち)立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 うちた・つ しっかりと立てる。確立する。「新しい法則を―・てる」
うめ-た・てる: [4] 【埋め立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 うめた・つ 川・池・湖・海などを埋めて陸地にする。「海岸を―・ててコンビナートを作る」
おい-た・てる: オヒ― [4] 【追(い)立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 おひた・つ (1) 強制して立ち退かせる。「店子(タナコ)を―・てる」 (2) その場から追って,他のことに向かわせる。また,せき立てる。「勉強に―・てる」「スケジュールに―・てられる」
おし-た・てる: [4] 【押(し)立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 おした・つ (1) 勢いよく立てる。「大きな看板を―・てる」 (2) 先頭に立てる。人目につくよう前面に出す。「主将に―・てて決勝戦に臨む」 (3) 激しく押す。押しまくる。「土俵際まで―・てる」 (4) 扉などをきっちり閉める。「やをらいだきおろして,戸は―・てつ/源氏(花宴)」 (5) 無理を通そうとする。「さ
おっ-た・てる: [4] 【おっ立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 おつた・つ (「おっ」は接頭語) 「立てる」を強めていう語。「でっかいビルを―・てた」