あらい-だ・す 意味
- アラヒ― [4]
【洗い出す】
(動サ五[四])
(1)詳しく,念入りに調べて,見落としていたことや隠されていたことを見つけ出す。「問題点を―・す」
(2)洗って,板目などを表れるようにする。「木目を―・す」
関連用語
わらい-だ・す: ワラヒ― [4] 【笑い出す】 (動サ五 [四] ) 笑い始める。こらえかねて笑い始める。「奇抜な服装を見て―・した」
あらい-ざら・す: アラヒ― [5] 【洗い晒す】 (動サ五 [四] ) 何度も洗って色が落ちたり,布の張りがなくなったりする。「―・した浴衣」
あらい-なお・す: アラヒナホス [5] 【洗い直す】 (動サ五 [四] ) (1) 洗ったものをもう一度洗う。 (2) もとに立ち返って検討しなおす。「案を―・す」
あらい-なが・す: アラヒ― [5] 【洗い流す】 (動サ五 [四] ) (1) よごれなどを水で洗って落とす。「よごれを―・す」 (2) 心のわだかまりなどをすっかり消し去る。「いやな記憶を―・す」
す-あらい: ―アラヒ [2] 【酢洗い】 (名)スル 材料を酢に通すこと。主に魚介類に用いる下ごしらえ方法の一つ。
らい-だ: [1] 【懶惰】 (名・形動) [文] ナリ 「懶惰(ランダ)」を誤読した語。「里人の―なるを歎き/新聞雑誌 31」
あら・す: [0] 【荒らす】 (動サ五 [四] ) (1) 整然としていたものを混乱させたり破壊したりする。「犬が庭を―・して困る」 (2) 他人の領域を侵し乱す。「道場を―・す」「安売りで市場を―・す」 (3) ものが傷つき損なわれるようにする。だめにする。「伝来の美田を―・す」「タバコはのどを―・す」 (上代からの語。「荒れる」に対する他動詞) [可能] あらせる
あらい: 【荒井】 姓氏の一。 ; 【新井】 新潟県南西部にある市。近世,北国街道と飯山街道の分岐点の宿場町。化学・機械産業が盛ん。 ; 【粗い】 〔「荒い」と同源〕 (1)まばらだ。すき間がある。 「目の―・い網」 (2)ざっと一通りするようす。おおざっぱだ。 「全体を―・く調べる」 (3)粗雑だ。 「試合運びが―・い」 (4)細かくない。大きい。 「つぶが―・い」 (
あらき-だ: 【新墾田】 新たに開墾した田。「―の鹿猪田(シシダ)の稲を倉に上げて/万葉 3848」
あら-だ・つ: [3] 【荒立つ】 ■一■ (動タ五 [四] ) (1) (人の心や波風などが)荒くなる。荒々しくなる。「―・ちたる詞(コトバ)の中に/谷間の姫百合(謙澄)」「波が―・つ」 (2) 事態が混乱する。物事がもつれる。「事が―・つ」 (3) 荒々しく振る舞う。暴れる。「鬼神も―・つまじきけはひなれば/源氏(帚木)」 ■二■ (動タ下二) あらだてる
あら-だ・てる: [4] 【荒立てる】 (動タ下一) [文] タ下二 あらだ・つ (1) 荒々しくする。荒くする。「声を―・てる」 (2) ことさらに事態を混乱させる。もつれさせる。「事を―・てる」
あらい-ざらい: アラヒザラヒ [4] [0] 【洗い浚い】 (副) なにもかもすべて。残らず。「秘密を―うちあける」
あぶり-だ・す: [4] 【炙り出す】 (動サ五 [四] ) (1) 火であぶって,書かれている文字・絵などを現し出す。 (2) (多く受け身の形で)他の面からの考察・照合などによって,隠されていることを明らかにする。「大臣の談話によって法案の真の狙いが―・された」 [可能] あぶりだせる
あみ-だ・す: [3] [0] 【編(み)出す】 (動サ五 [四] ) (1) 編みはじめる。 (2) 工夫して新しい物事や方法を考え出す。「新戦術を―・す」 [可能] あみだせる
いい-だ・す: イヒ― [3] 【言(い)出す】 (動サ五 [四] ) (1) 言い始める。「留学したいと―・す」 (2) 他の人に先がけて最初に言う。「やめようと―・すのはいつも彼だ」 (3) 口に出して言う。口にする。切り出す。「いちど―・したらあとへ引かない」 [可能] いいだせる