しょうじ-の-うみ 意味
- シヤウ―
【生死の海】
「生死の苦海(クカイ)」に同じ。「既に末期の水,今ぞ―/浮世草子・永代蔵 3」
関連用語
しょうみょうじ: 【称名寺】 横浜市金沢区にある真言律宗の寺。山号は金沢山。1260年北条(金沢)実時が母の菩提を弔うために建立。67年審海を開山に迎える。関東における真言律宗の中心として栄えた。境内に金沢文庫がある。
しょうじのうみ: 【生死の海】 「生死の苦海(クカイ)」に同じ。 「既に末期の水,今ぞ―/浮世草子・永代蔵 3」
しょうじ-の-いた: シヤウ― [5] 【障子の板】 大鎧(オオヨロイ)の肩上(ワタガミ)に立てて,首の左右を守る半円形の鉄板。 大鎧
しょうじ-の-やみ: シヤウ― 【生死の闇】 衆生(シユジヨウ)が生死流転して,悟りの真理の光に照らされることのないことを闇にたとえた語。
しょうじょうみゃく: 【掌状脈】 葉脈の一型。葉身の基部から数本の葉脈の太い支脈が掌状に出ているもの。ヤツデ・カエデなど。
ゆうみょうしょうじん: 【勇猛精進】 心を勇猛にして修行にはげむこと。 「功徳の為にかく功をつみ―の心をおこさんには/発心 8」
ゆうみょう-しょうじん: ―ミヤウシヤウ― 【勇猛精進】 心を勇猛にして修行にはげむこと。「功徳の為にかく功をつみ―の心をおこさんには/発心 8」
しょうじょう-の-さ: セウジヤウ― 【霄壌の差】 非常に大きな相違。雲泥(ウンデイ)の差。「発音相似て而も意味に―あり/其面影(四迷)」
うまがた-の-しょうじ: ―シヤウジ 【馬形の障子】 表に馬,裏に打毬(ダキユウ)をする騎馬の人物を描いた布張りの衝立(ツイタテ)。宮中の清涼殿の西南の渡殿(ワタドノ),台盤所・朝餉(アサガレイ)の間などに立てた。
しょうじ-の-くかい: シヤウ― 【生死の苦海】 衆生(シユジヨウ)が三界に生死流転(ルテン)することを海にたとえた語。生死の海。「ついには―を渡つて菩提の岸に到るものなり/妻鏡」
うじのあじろ-の-しょうじ: ウヂ―シヤウジ 【宇治の網代の障子】 清涼殿の東の広庇(ヒロビサシ)の北にあった衝立(ツイタテ)。裏面に墨絵で宇治川の網代が描いてあった。 荒海の障子
しょうみ: 【正味】 (1)外装など,余分な部分を取り去った,実際の役に立つ部分。また,風袋(フウタイ)の重さを差し引いた実際の中身の重さ。 「―二〇〇グラム」 (2)実際に意味のある,役に立つ部分。 「―三時間働く」 (3)掛け値なしの値段。また,原価。 (4)本物。現物。正物。 「かんじんの―はそなたの殿御/浄瑠璃・井筒業平」 ; 【笑味】 食べ物を贈るとき,おいしくないかもしれ
しょうみつ: 【詳密】 くわしくて細かい部分にまで注意の行き届いている・こと(さま)。 「―な解説」 ﹛派生﹜——さ(名)
しょうみん: 【小民】 一般人民。庶民。
こうみょうじ: 【光明寺】 (1)京都府長岡京市粟生(アオウ)にある浄土宗西山派の総本山。1198年,熊谷直実(ナオザネ)の創建。開山は法然(ホウネン)。粟生光明寺。 (2)鎌倉市材木座にある浄土宗の本山。山号,天照山。1240年,北条経時が佐介谷(サスケガヤツ)に創建した蓮華寺を,のち現地に移して,良忠を開山として改名したもの。関東十八檀林の第一。