ちょうじ-がしら 意味
- チヤウ―
【丁子頭】
(丁子の実に似ているところから)
灯心のもえさしの先がかたまりになったもの。俗にこれが油の中に入ると財貨を得る吉兆であるといわれた。ちょうじあたま。丁子花。「昨夜の―を喜び,今朝の愁鵲(カラスナキ)を気にやむたぐひ/滑稽本・浮世床 2」
関連用語
ちょうじがしら: 【丁子頭】 〔丁子の実に似ているところから〕 灯心のもえさしの先がかたまりになったもの。俗にこれが油の中に入ると財貨を得る吉兆であるといわれた。ちょうじあたま。丁子花。 「昨夜の―を喜び,今朝の愁鵲(カラスナキ)を気にやむたぐひ/滑稽本・浮世床 2」
いちょう-がしら: イチヤウ― [4] 【銀杏頭】 江戸時代の男の髪形の一。髷(マゲ)の先をイチョウの葉のように平たく広げたもの。
いちょうがしら: 【銀杏頭】 江戸時代の男の髪形の一。髷(マゲ)の先をイチョウの葉のように平たく広げたもの。
ちょうじゃばしら: 【長者柱】 四間取りの住宅で,四室の接合する中心に立てる柱。地方によっては位置に相違があるが,重要な柱の一つとされている。都柱(ミヤコバシラ)。
ちょうじゃ-ばしら: チヤウ― [4] 【長者柱】 四間取りの住宅で,四室の接合する中心に立てる柱。地方によっては位置に相違があるが,重要な柱の一つとされている。都柱(ミヤコバシラ)。
ほうじゅ-がしら: [4] 【宝珠頭】 欄干の架木(ホコギ)の頭などに取り付けた宝珠の形の飾り。擬宝珠(ギボシ)。
ほうじゅがしら: 【宝珠頭】 欄干の架木(ホコギ)の頭などに取り付けた宝珠の形の飾り。擬宝珠(ギボシ)。
かんじょうがしら: 【勘定頭】 勘定奉行(ブギヨウ)の古名。
かんじょう-がしら: ―ヂヤウ― [5] 【勘定頭】 勘定奉行(ブギヨウ)の古名。
しらい-きょうじ: シラヰケウジ 【白井喬二】 (1889-1980) 小説家。横浜市生まれ。本名,井上義道。伝奇的な時代小説で文壇に登場。娯楽性豊かな作品を発表し,大衆小説の質的向上にも尽力。代表作「新撰組」「富士に立つ影」など。
がしら: 【頭】 〔あたま,また,初めの意の「かしら(頭)」から〕 他の語の下に付いて,複合語をつくる。 (1)名詞またはこれに準ずる語に付いて,(ア)その中で第一のものである意を表す。 「クラス中の出世―」「稼ぎ―」「座―」(イ)物の上部や入り口の意を表す。「目―」「膝―」「波―」 (2)動詞の連用形に付いて,そうした時,そのとたんなどの意を表す。 「出会い―」 (3)日時を表す名詞に付
あき-ちょうじ: ―チヤウジ [3] 【秋丁字】 シソ科の多年草。山中の木陰に生える。高さ1メートルほど。よく枝を分かち,とがった葉を対生する。秋,枝上に円錐形の花穂をつくり,筒形で上端が唇形の青紫色の花を多数つける。キリツボ。
きちょうじ: 【黄丁字】 ナス科の低木。グアテマラ原産。日本では観賞用に温室で栽培。茎はややつる性で,卵形の葉を互生。夏から秋,橙黄色の筒状花を総状につけ,芳香を放つ。
き-ちょうじ: ―チヤウジ [2] 【黄丁字】 ナス科の低木。グアテマラ原産。日本では観賞用に温室で栽培。茎はややつる性で,卵形の葉を互生。夏から秋,橙黄色の筒状花を総状につけ,芳香を放つ。
ちょうじ: 【停止】 〔「ちょう」は呉音〕 さしとめること。ていし。 「天台座主明雲大僧上公請(クジヨウ)を―せらるるうへ/平家 2」 ; 【長治】 年号(1104.2.10-1106.4.9)。康和の後,嘉承の前。堀河天皇の代。 ; 【丁子・丁字】 (1)フトモモ科の常緑高木。マルク諸島の原産。アフリカ・東南アジアで栽培される。葉は油点が多く芳香がある。花は筒状の白色四弁で香りが強く