くそばえ 意味
- そばえ 【日照雨】 「そばえ(戯へ){(2)}」に同じ。 ; 【戯へ】 〔動詞「そばふ」の連用形から〕 (1)たわむれること。あまえること。 (2)〔「日照雨」とも書く〕 ある所だけに降っている雨。かたしぐれ。 「嵐吹く時雨の雨の―にはせきの雄波の立つ空もなし/万代集」
- くそ-ばえ ―バヘ [2] 【糞蠅】 キンバエ{ (1) }の俗称。
- そばえる 【戯える】 (1)そよ風がやさしく吹く。 「冷い頸元に―・える軽い風に吹かれていると/あらくれ(秋声)」 (2)馴れてたわむれる。あまえる。 「―・へたる小舎人童などにひきはられて泣くもをかし/枕草子 39」 (3)動物がじゃれる。 「目貫はくりから不動に猫の―・へる所を物ずき/浮世草子・御前義経記」
- いくそばく 【幾十許】 (1)どのくらい多く。どれほど。 「―わが憂しとかは思ふ/古今(物名)」 (2)数多く。何度も。 「よのなかに―…かずしらずつもりて/大鏡(昔物語)」
- くそばり こげ茶色の蚊針
- ごもくそば 【五目蕎麦】 野菜・肉・卵など,数種の具を入れたそば。また,同様の中華そば。
- そば 【稜】 (1)物のかど。とがった所。[名義抄] (2)袴(ハカマ)のももだち。 「袴の―取りて高く挟みて/今昔 29」 ; 【岨】 〔近世以前は「そわ」〕 山の崖(ガケ)が切りたってけわしいところ。絶壁。 ; 【側・傍】 (1)わき。かたわら。近く。 「ポストは交番の―にある」 (2)(「…するそばから」の形で)時間的な隔たりのないことを表す。…するとすぐ。 「かせ
- くそ 【糞・屎】 ※一※ ② (名) (1)肛門(コウモン)から排泄される,栄養分を消化吸収したあとの食べ物のかす。大便。ふん。 (2)垢(アカ)や滓(カス)。 「目―」「鼻―」「金―」 ※二※ ② (感) 思うようにならなくていらいらするときや,人をののしったり,自らを奮起させたりするときなどに発する語。くそっ。 「―,いまいましい」「―,負けるものか」 ※三※ (接頭) 名詞そ
- そば-そば 【端端】 はしばし。すみずみ。「御簾際の柱もと,―などよりわざとならず出でたる袖口/栄花(初花)」
- あお-ばえ アヲバヘ [0] [2] 【青蠅・蒼蠅】 イエバエ・クロバエなど大形で,腹部が青みを帯びた金属光沢をもつハエの俗称。
- いえ-ばえ イヘバヘ [0] [2] 【家蠅】 イエバエ科のハエ。体長6~8ミリメートル。灰黒色で腹部は黄色,後半に黒色の筋がある。幼虫はウジでごみため・堆肥(タイヒ)などの中で育ち,成虫は人家に集まる。細菌を伝播(デンパ)する害虫。世界各地に分布。
- うし-ばえ ―バヘ [2] [0] 【牛蠅】 双翅目の昆虫。体長約1.5センチメートル。黄褐色で,腹部に数本の黒帯がある。幼虫はウシ・ウマの皮下に寄生し,蛹(サナギ)になる前に皮膚に穴をあけて出る。皮革の害虫。温帯に分布。
- うま-ばえ ―バヘ [2] 【馬蠅】 双翅目の昆虫。体長1.2~1.4センチメートル。体は褐色の毛で密におおわれ,はねは透明で濃紫色の斑紋がある。ウマ・ロバなどの毛に産卵,幼虫は口から宿主の体内にはいり胃に寄生。筍(タケノコ)状になって排出され,土中で蛹(サナギ)となる。うまあぶ。
- うり-ばえ ―バヘ [2] 【瓜蠅】 ウリハムシの別名。
- きばえ 【着映え】 身に着けたときに,衣服がいっそう立派に見えること。 「―のしない着物」