おみき 意味
- 【お神酒・大御酒】
〔「お」「み」は接頭語〕
(1)神前に供える酒。
「―をあげる」
(2)酒をしゃれていう語。
「かなり―がはいっているね」
- おおみき 【大御酒】 神・天皇などに差し上げる酒。 「横臼に醸(カ)める―/日本書紀(応神)」
- おおみきり 【大見切り】 a bargain sale.
- おみき-どくり [4] 【お神酒徳利】 (1) 酒を入れて神前に供える一対の徳利。 (2) (一対であることから) 同じような姿をした一対の人や物。また,いつも一緒にいる仲のよい二人。おみきどっくり。
- おみきどくり 【お神酒徳利】 (1)酒を入れて神前に供える一対の徳利。 (2)〔一対であることから〕 同じような姿をした一対の人や物。また,いつも一緒にいる仲のよい二人。おみきどっくり。
- みき 【三木】 (1)兵庫県南部の市。中世末期,別所氏の城下町。刃物などの三木金物で知られる。 (2)香川県東部,木田郡の町。讃岐平野南東部に位置し,西は高松市に接する。 ; 【三木】 姓氏の一。 ; 【幹】 〔「身木」の意〕 (1)木本植物の木質化した茎のこと。 (2)物事の主要部分。 ; 【身木】 和船の舵の軸。通常,白樫の木で作り,下部に羽板(ハイタ)をつける。
- おみ 【使主】 (1)上代の姓(カバネ)の一。渡来人氏族に多い。 (2)上代の敬称の一。人名の下に添えて用いた。 「中臣(ナカトミ)の烏賊津(イカツ)の―/日本書紀(神功訓)」 ; 【小忌・小斎】 〔「おいみ」の転〕 大嘗祭(ダイジヨウサイ)や新嘗祭の時に,厳しい斎戒を受け,小忌衣を着て神事に奉仕すること。 「―の君たちもいとなまめかし/枕草子 89」 ; 【臣】 (1)主
- あみき 【編(み)機】 編み物をする機械。
- いみき 【忌寸】 八色(ヤクサ)の姓(カバネ)の第四位。主として,国造(クニノミヤツコ)や渡来人の有力氏族に与えられた。
- お-みき [0] 【お神酒・大御酒】 (「お」「み」は接頭語) (1) 神前に供える酒。「―をあげる」 (2) 酒をしゃれていう語。「かなり―がはいっているね」
- かみき 【上期】 会計年度などで,一年を半分に分けたうちの初めの半年。上半期。 ⇔下期(シモキ)
- くみき 【組(み)木】 両端に切り込みを入れた長短の木片で,組み合わせて種々のものに作る玩具。
- くろ-みき 【黒御酒】 「黒酒(クロキ)」に同じ。
- すみき 【隅木・角木・桷】 入母屋(イリモヤ)造り・寄せ棟造りなどの屋根の四隅で,隅棟の下で垂木(タルキ)を受けている斜めの材。隅垂木。
- つみき 【積(み)木】 (1)材木を積むこと。 (2)種々の形の木片を積んで,いろいろの物の形を作る遊び。また,それに使うおもちゃ。
- とよ-みき 【豊御酒】 酒の美称。「―奉らせ/古事記(上)」
例文
- 金開き - アヒル、おみき指しなどとも。
- 通常はさらに「御」をつけて「おみき」という。
- 御神酒徳利(おみきどっくり)は、落語の噺の一つ。
- 青海北ふ頭公園(あおみきたふとうこうえん)は、東京都江東区青海二丁目・品川区東八潮にある都立公園である。
- 神道では、お神酒(おみき)は神への捧げものであると同時に、身を清め神との一体感を高めるための飲み物とされる。
- 植村直己記念スポーツ公園(うえむらなおみきねんすぽーつこうえん)は兵庫県豊岡市にあるスポーツ・レクリエーション施設・公園。
- 『古事記』には応神天皇(『新撰姓氏録』によれば仁徳天皇)の御世に来朝した百済人の須須許里(すすこり)が大御酒(おおみき)を醸造して天皇に献上したという記述がある。
- 志ん生、8代目桂文楽の事実上の引退と共に落語界の第一人者となり、1973年、落語家として2人目の御前公演を依頼され、昭和天皇の古希の祝いの御前で『お神酒徳利(おみきどっくり)』を口演した。
- なお、『古事記』には応神天皇(『新撰姓氏録』によれば仁徳天皇)の御世に来朝した百済人の須須許里(すすこり)が大御酒(おおみき)を醸造して天皇に献上したという記述があるので、朝鮮半島から日本に何らかの醸造技術が導入/移入された可能性は高いが、『日本書紀』応神天皇19年条には在来系の非農耕民である吉野の国樔(くず)が醴酒(こざけ)を献上したという記述もあり、麹による醸造法は当時既に全国的に普及していたことも窺える。