きいち-ばいいち 意味
読み方:
意味携帯版
- [0][1]
【帰一倍一】
(1)珠算の割り算で,除数が二桁(ケタ)以上の場合に使う九九(クク)。立てた商が大きすぎるとき,商から一を引き,被除数に除数と同じ数を一回加える際の呼び方。
(2)一層。一倍。次第に増すこと。副詞的にも用いる。「―のつらさでありんす/黄表紙・無益委記」
- きいちばいいち 【帰一倍一】 (1)珠算の割り算で,除数が二桁(ケタ)以上の場合に使う九九(クク)。立てた商が大きすぎるとき,商から一を引き,被除数に除数と同じ数を一回加える際の呼び方。 (2)一層。一倍。次第に増すこと。副詞的にも用いる。 「―のつらさでありんす/黄表紙・無益委記」
- いち-ばい [0] 【一倍】 (名)スル (1) ある数量に一をかけること。また,一をかけた数量。もとの数量に等しい量。「―半」 (2) ある数量を二つ合わせた数量。二倍。倍。「人―働く」「結婚後の楽しみは,独身の淋しき時よりも―して尚ほ余りあれば/福翁百話(諭吉)」 (3) (副詞的に用いて)一層。ひとしお。「普段よりも―注意しなければならぬ」
- ばいち 【培地】 微生物あるいは動植物の組織などを培養するために調製された液状または固形の物質。培養基。
- うえきいち 【植木市】 植木を売る市。近世以降,社寺の縁日に立ったが,現在は春先に多い。
- きいちご 【木苺・木莓】 (1)バラ科の落葉低木。やや乾いた山野に自生し,全体にとげがある。葉は広卵形で掌状に五裂。花は白色の五弁花。果実は球形の集合果で,初夏,黄色に熟す。モミジイチゴ。アワイチゴ。﹝季﹞夏。 〔「木苺の花」は ﹝季﹞春〕 (2)バラ科キイチゴ属の植物の総称。果実は黄色ないし紅色に熟し,生食のほかジャムなどにする。キイチゴ・ベニバナイチゴ・カジイチゴ・ラズベリーなど。
- きいちほう 【帰一法】 〔数〕 比例問題を解く方法。まず単位量に対する代価,あるいは単位価格に対する数量などを求めて問題を解く。帰一算。
- きいち-ほう ―ハフ [0] 【帰一法】 (数) 比例問題を解く方法。まず単位量に対する代価,あるいは単位価格に対する数量などを求めて問題を解く。帰一算。
- しきいち 【閾値】 ⇒いきち(閾値)
- つきいち 【月一】 (1)一か月につき利息が一割であること。 (2)月に一回であること。
- つばきいち 【海柘榴市】 ⇒つばいち(海柘榴市)
- ていきいち 【定期市】 商品貨幣経済の発展により,各地で定期的に開かれた市。平安時代は子市(ネノイチ)・酉市(トリノイチ)など干支にちなんだ定期市が,鎌倉時代からは月三回の三斎市,室町時代になると月六回の六斎市も開かれた。
- いちたいいち 【一対一の】 one-to-one;man-to-man (腹を割った).~で face to face.
- いちたいいち ③- 【一対一】 〔「いったいいち」とも〕 (1)一つの物が他の一つの物に対応すること。 「―の関係」 (2)一人が一人と対すること。マンツーマン。 「―で話し合う」
- きいち-ほうげん ―ホフゲン 【鬼一法眼】 伝説的人物。京都一条堀川に住む陰陽師(オンヨウジ)で文武の達人という。牛若丸はその娘となじんで兵書「六韜三略(リクトウサンリヤク)」を盗み学んだという。能・浄瑠璃に脚色される。
- ほおずきいち 【鬼灯市】 七月九,一〇日,四万六千日の縁日に東京浅草の浅草寺境内で開かれる,鉢植えのホオズキを売る市。﹝季﹞夏。