きて 意味
- 【来手】
来る人。来てくれる人。
「嫁の―がない」
- 【着手】
着る人。身につける人。
- 別きて・分きて わきて とりわけ。特に。格別。 「人よりも―露けき袂かな/玉葉(秋上)」
- あきて 【空き手・明き手】 (1)(杖(ツエ)を持つ右手に対して)あいている方の手。左手。また,左の方。 「おつと―の方へ/洒落本・通人三国師」 (2)手のあいている人。手すき。手明き。 「―のものは大道具を錺(カザ)り付け/滑稽本・八笑人」
- おきて 【於きて】 ⇒におきて(連語) ; 【掟】 〔動詞「おきつ(掟)」の連用形から〕 (1)その社会の人々が守らなければならない決まり。定め。 「仲間の―」「村の―」 (2)指図。処置。 「帝の御―極めてあやにくにおはしませば/大鏡(時平)」 (3)心づもり。意向。 「親の―に違へり/源氏(帚木)」 (4)心構え。心がら。 「―広きうつは物には幸もそれに従ひ/源氏(若菜下)
- かきて 【書(き)手】 (1)字や絵をかく人。また,かいた人。筆者。 (2)書画・文章に巧みな人。名筆。 「大した―だ」
- ききて 【利(き)手】 「利き腕(ウデ)」に同じ。 ; 【聞(き)手・聴(き)手】 話を聞く方の人。 ⇔話し手
- きてい 【貴弟】 相手を敬って,その弟をいう語。令弟。 ; 【汽艇】 蒸気機関で動く小船。ランチ。 ; 【既定】 すでに定まっていること。 ⇔未定 「―の方針」
- きてき 【汽笛】 蒸気を吹き込んで鳴らす笛。工場・機関車・汽船などの蒸気機関にとりつけ,時報や合図・信号などに使う。
- きてつ 【軌轍】 (1)車の通ったあと。わだち。軌跡。 (2)先人のおこないのあと。前例。また,法則。手本。
- きてん 【貴店】 相手を敬って,その店をいう語。 ; 【黄貂】 テンの一種。冬毛は美しい黄色で,頭は白色。夏毛は体と頭が栗色ないし暗褐色。本州の寒い地方に多い。毛皮は良質。 ; 【帰天】 カトリック教会で,キリスト教信徒が死去すること。 →召天 ; 【起点】 物事の始まりとなる所。出発点。 ⇔終点
- さきて 【先手】 (1)先頭に進む軍隊。先陣。先鋒。 (2)和船の帆柱を起こしたり倒したりするとき,船首・船尾へ引く綱。はしらびき。
- しきて 【敷手】 舞楽の一。右方の新楽。高麗(コマ)壱越(イチコツ)調の中曲。文の舞。常装束で舞う四人舞。左舞の青海波の番舞(ツガイマイ)とされる。志岐伝。志岐手。重来舞(シキマイ)。
- すきて 【梳き手】 「梳き子」に同じ。
- なきて 【無き手】 またとない手段・方法。 「みな―をつくし給/海人刈藻」 ――を出(イダ)・す 最高の技術を尽くす。また,あらゆる手段を尽くす。 「いかでこの人のためには,と―・し/源氏(帚木)」
- にきて 【和幣】 〔後世「にぎて」とも〕 麻などの繊維で織った,神にささげるための布。のち,絹・紙なども使われた。ぬさ。みてぐら。 「下枝に白―・青―を取り垂(シ)でて/古事記(上)」
- ぬきて 【抜(き)手】 〔「ぬきで」とも〕 (1)水をかいた手を水から抜いて前に返し,かえる足またはあおり足で泳ぐ泳法の総称。日本古来の泳法。 (2)「抜き出」に同じ。 ――を切・る 抜き手の泳法で泳ぐ。
例文
- メアリーは昨日の夜遅くまで起きていた。
- ご親切は生きてる限り決して忘れません。
- オフ会ではお会いできて嬉しかったです。
- 世界は毎年ますます狭くなってきている。
- 要するにシャーロックは生きているんだ。
- 私は彼がまだ生きているのかを確かめた。
- それらのイヌの内の1匹が生きています。
- 私たちは最悪の場合の覚悟はできている。
- 服の選びかたは保守的になってきている。
- 君がいつ来ても、私は用意ができている。