かきて 意味
- 【書(き)手】
(1)字や絵をかく人。また,かいた人。筆者。
(2)書画・文章に巧みな人。名筆。
「大した―だ」
- かきてのごい 【柿手拭い】 「渋手拭(シブテヌグ)い」に同じ。
- けいかきてい 【経過規定】 法令の制定改廃によってそれまでの法律状態から新しい法律状態に変化するとき,その過程を円滑に進めるために必要な措置を定めた規定。例えば,新法の適用開始時や旧法の効力の存続期間に関する規定など。経過法。
- きて 【来手】 来る人。来てくれる人。 「嫁の―がない」 ; 【着手】 着る人。身につける人。
- かき 【掻き】 〔動詞「かく(掻)」の連用形から〕 動詞に付いて,語調を整え,語勢を強めるのに用いられる。かい。かっ。 「―曇る」「―口説く」「―集める」「―まぜる」 ; 【牡蠣】 イタボガキ科の二枚貝の総称。左殻はよく膨らんで海中の岩などに付着し,右殻は割合に平らでふたのようになる。殻の表面には薄い板状の成長脈が発達する。肉は美味で,各地で盛んに養殖が行われる。食用とする主な種類にマ
- 別きて・分きて わきて とりわけ。特に。格別。 「人よりも―露けき袂かな/玉葉(秋上)」
- あきて 【空き手・明き手】 (1)(杖(ツエ)を持つ右手に対して)あいている方の手。左手。また,左の方。 「おつと―の方へ/洒落本・通人三国師」 (2)手のあいている人。手すき。手明き。 「―のものは大道具を錺(カザ)り付け/滑稽本・八笑人」
- おきて 【於きて】 ⇒におきて(連語) ; 【掟】 〔動詞「おきつ(掟)」の連用形から〕 (1)その社会の人々が守らなければならない決まり。定め。 「仲間の―」「村の―」 (2)指図。処置。 「帝の御―極めてあやにくにおはしませば/大鏡(時平)」 (3)心づもり。意向。 「親の―に違へり/源氏(帚木)」 (4)心構え。心がら。 「―広きうつは物には幸もそれに従ひ/源氏(若菜下)
- ききて 【利(き)手】 「利き腕(ウデ)」に同じ。 ; 【聞(き)手・聴(き)手】 話を聞く方の人。 ⇔話し手
- きてい 【貴弟】 相手を敬って,その弟をいう語。令弟。 ; 【汽艇】 蒸気機関で動く小船。ランチ。 ; 【既定】 すでに定まっていること。 ⇔未定 「―の方針」
- きてき 【汽笛】 蒸気を吹き込んで鳴らす笛。工場・機関車・汽船などの蒸気機関にとりつけ,時報や合図・信号などに使う。
- きてつ 【軌轍】 (1)車の通ったあと。わだち。軌跡。 (2)先人のおこないのあと。前例。また,法則。手本。
- きてん 【貴店】 相手を敬って,その店をいう語。 ; 【黄貂】 テンの一種。冬毛は美しい黄色で,頭は白色。夏毛は体と頭が栗色ないし暗褐色。本州の寒い地方に多い。毛皮は良質。 ; 【帰天】 カトリック教会で,キリスト教信徒が死去すること。 →召天 ; 【起点】 物事の始まりとなる所。出発点。 ⇔終点
- さきて 【先手】 (1)先頭に進む軍隊。先陣。先鋒。 (2)和船の帆柱を起こしたり倒したりするとき,船首・船尾へ引く綱。はしらびき。
- しきて 【敷手】 舞楽の一。右方の新楽。高麗(コマ)壱越(イチコツ)調の中曲。文の舞。常装束で舞う四人舞。左舞の青海波の番舞(ツガイマイ)とされる。志岐伝。志岐手。重来舞(シキマイ)。
- すきて 【梳き手】 「梳き子」に同じ。
例文
- だれかきても留守だといってくれ。
- 誰かきてくれ。
- 誰かきてくれ!
- 誰かきてるぞ
- 山笠を担いで市内を回ることを、山笠を「舁く」(かく)と言い、担ぐ人のことを「舁き手」(かきて)と言う。
- 長野県道339号新田坂城停車場線(ながのけんどう339ごう しんでんさかきていしゃじょうせん)は、長野県千曲市上山田町と埴科郡坂城町を結ぶ一般県道。
- 長野県道160号上室賀坂城停車場線(ながのけんどう160ごう かみむろがさかきていしゃじょうせん)は長野県上田市川西と埴科郡坂城町のしなの鉄道坂城駅を結ぶ一般県道。
- ちなみにこの件では抗議の電話が相当来たような報道をされたが、読売テレビ解説委員の辛坊治郎が本人に聞いたところ「3本しかきていなかった」と言ったことを明かしている(「たかじんのそこまで言って委員会」2008年2月10日放送分より。
- 現在も情報伝達の手段としての「絵」はあるが、むしろ、写真の発達によって客観性・写実性そして伝達能力では写真に一歩譲る絵画が、描き手(えがきて、かきて)の調子の構築、筆致・筆捌きその他で創作者の主観を反映することが望まれる芸術に特化するようになったと、解釈できる。
- 母は、額田王)ましければ、父の殺され給はんことをかなしみ給(たまひ)て、いかで、此(この)こと告(つげ)申さむとおぼしけれど、すべきやうなかりけるに、思(おもひ)わび給(たまひ)て、鮒(ふな)のつゝみやきのありける腹に、小(ちい)さくふみをかきて、押しいれて奉り給へり。