さきて 意味
- 【先手】
(1)先頭に進む軍隊。先陣。先鋒。
(2)和船の帆柱を起こしたり倒したりするとき,船首・船尾へ引く綱。はしらびき。
- さきてぐみ 【先手組】 江戸幕府の職名。若年寄支配。弓組と筒組(鉄砲組)とがあり,江戸城の諸門・将軍の外出などの折の警固や火付盗賊改として市中見回りにあたった。先手。
- さきて-ぐみ [0] 【先手組】 江戸幕府の職名。若年寄支配。弓組と筒組(鉄砲組)とがあり,江戸城の諸門・将軍の外出などの折の警固や火付盗賊改として市中見回りにあたった。先手。
- きて 【来手】 来る人。来てくれる人。 「嫁の―がない」 ; 【着手】 着る人。身につける人。
- 別きて・分きて わきて とりわけ。特に。格別。 「人よりも―露けき袂かな/玉葉(秋上)」
- さき 【幸】 さいわい。繁栄。 「大君の命の―の聞けば貴み/万葉 4094」 ; 【崎・埼】 (1)陸地が海や湖に突き出た所。みさき。 「磯の―漕ぎたみ行けば/万葉 273」 (2)山の端が平野に突き出た所。はな。 「岡の―いたむるごとに/万葉 4408」 ; 【左記】 縦書きの文書の左の方。すなわち後の方に書いた部分。普通,細目を示すのに用いる。下記。 「詳細は―のとお
- あきて 【空き手・明き手】 (1)(杖(ツエ)を持つ右手に対して)あいている方の手。左手。また,左の方。 「おつと―の方へ/洒落本・通人三国師」 (2)手のあいている人。手すき。手明き。 「―のものは大道具を錺(カザ)り付け/滑稽本・八笑人」
- おきて 【於きて】 ⇒におきて(連語) ; 【掟】 〔動詞「おきつ(掟)」の連用形から〕 (1)その社会の人々が守らなければならない決まり。定め。 「仲間の―」「村の―」 (2)指図。処置。 「帝の御―極めてあやにくにおはしませば/大鏡(時平)」 (3)心づもり。意向。 「親の―に違へり/源氏(帚木)」 (4)心構え。心がら。 「―広きうつは物には幸もそれに従ひ/源氏(若菜下)
- かきて 【書(き)手】 (1)字や絵をかく人。また,かいた人。筆者。 (2)書画・文章に巧みな人。名筆。 「大した―だ」
- ききて 【利(き)手】 「利き腕(ウデ)」に同じ。 ; 【聞(き)手・聴(き)手】 話を聞く方の人。 ⇔話し手
- きてい 【貴弟】 相手を敬って,その弟をいう語。令弟。 ; 【汽艇】 蒸気機関で動く小船。ランチ。 ; 【既定】 すでに定まっていること。 ⇔未定 「―の方針」
- きてき 【汽笛】 蒸気を吹き込んで鳴らす笛。工場・機関車・汽船などの蒸気機関にとりつけ,時報や合図・信号などに使う。
- きてつ 【軌轍】 (1)車の通ったあと。わだち。軌跡。 (2)先人のおこないのあと。前例。また,法則。手本。
- きてん 【貴店】 相手を敬って,その店をいう語。 ; 【黄貂】 テンの一種。冬毛は美しい黄色で,頭は白色。夏毛は体と頭が栗色ないし暗褐色。本州の寒い地方に多い。毛皮は良質。 ; 【帰天】 カトリック教会で,キリスト教信徒が死去すること。 →召天 ; 【起点】 物事の始まりとなる所。出発点。 ⇔終点
- しきて 【敷手】 舞楽の一。右方の新楽。高麗(コマ)壱越(イチコツ)調の中曲。文の舞。常装束で舞う四人舞。左舞の青海波の番舞(ツガイマイ)とされる。志岐伝。志岐手。重来舞(シキマイ)。
- すきて 【梳き手】 「梳き子」に同じ。
例文
- 先手組(さきてぐみ)は、江戸幕府の軍制の一つ。
- 『空裏の裂き手(くうりのさきて)』の称号を持つフレイムヘイズ。
- 福崎鉄道部(ふくさきてつどうぶ)は西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山支社管轄の鉄道部。
- 旧岩崎邸庭園(きゅういわさきていていえん)は、東京都台東区にある都立の有料公園である。
- 木曽岬テレビ中継局(きそさきてれびちゅうけいきょく)は、三重県桑名郡木曽岬町にある地上アナログTV中継局。
- 間崎哲馬(まさきてつま、天保5年(1834年) - 文久3年6月8日(1863年7月23日))は幕末の土佐藩士。
- 栃木県道131号金崎停車場線(とちぎけんどう131ごうかなさきていしゃじょうせん)は、栃木県上都賀郡西方町を通る一般県道である。
- 青森県道17号弘前停車場線(あおもりけんどう17ごうひろさきていしゃじょうせん)は、青森県弘前市代官町と同市駅前町を結ぶ県道である。
- 岩手県道137号金ヶ崎停車場線(いわてけんどう137ごう かねがさきていしゃじょうせん)は、胆沢郡金ヶ崎町を通る岩手県の一般県道である。
- 神奈川県道309号茅ヶ崎停車場線(かながわけんどう309ごうちがさきていしゃじょうせん)は、神奈川県茅ヶ崎市を起点・終点とする一般県道。