ぎょくせき 意味
- 【玉石】
(1)玉と石。また,よいものと悪いもの。
(2)宝石。[日葡]
――倶(トモ)に焚(タ)く
よいものも悪いものも,いっしょに滅びる。玉石倶に焦がる。
- りょくぎょくせき 【緑玉石】 エメラルドのこと。
- ぎょくせき-こんこう ―カウ [0] 【玉石混淆】 (名)スル (抱朴子(外篇,尚博)) すぐれたものと劣ったものとが入りまじっていること。
- ぎょくせきこんこう 【玉石混淆】 〔抱朴子(外篇,尚博)〕 すぐれたものと劣ったものとが入りまじっていること。
- しょくせき 【職責】 職務上の責任。 「―を全うする」
- ぎょくせい 【玉成】 〔玉のように立派に磨き上げる意〕 (1)立派な人物に育てること。 (2)仕事や研究などを,十分高く深い内容にすること。
- ぎょくせつ 【玉折】 玉が砕けること。転じて,才子佳人が若死にすること。夭折(ヨウセツ)。 ; 【玉屑】 (1)玉を砕いた粉末。不老不死の仙薬という。 (2)詩文のすぐれた句節をほめていう語。佳句。 (3)雪の異名。玉塵(ギヨクジン)。玉雪。 「―紛々」
- ぎょくせん 【玉泉】 (1)清らかな泉。 (2)〔天台大師智顗(チギ)が中国湖北省当陽県の玉泉山,玉泉寺に住したことから〕 天台宗の別名。 ; 【玉蟾】 〔西王母の仙薬を盗んで月へ逃げた姮娥(コウガ)が蟾(ガマ)と化してすんだという伝説に基づく〕 月の異名。
- ちょくせん-せき [3] 【直閃石】 角閃石類の一。鉄・マグネシウムを含むケイ酸塩鉱物。斜方晶系。灰色・褐色・緑灰色などで,ガラス状光沢のある繊維状ないし柱状の結晶。変成岩中に産する。
- りょくせん-せき [3] 【緑閃石】 角閃石類の一。カルシウム・マグネシウム・鉄を含んだケイ酸塩鉱物で,単斜晶系。しばしば針状結晶が放射状に集合する。緑色でガラス状光沢がある。変成岩中に産する。緻密なものは軟玉(ナンギヨク)として装飾に用いる。アクチノ閃石。陽起石。
- ぎょく-せき [0] 【玉石】 (1) 玉と石。また,よいものと悪いもの。 (2) 宝石。 [日葡] ――倶(トモ)に焚(タ)く よいものも悪いものも,いっしょに滅びる。玉石倶に焦がる。
- ぎょくせいり 【玉整理】 信用取引・清算取引で,売買が多くなったところで,売り玉が買い戻され,買い玉が転売されて,思惑的な玉が整理されること。 →玉(ギヨク)(3)
- たこくせき-きぎょう ―ゲフ [6] 【多国籍企業】 巨大な資本力をもち,複数の国で生産・販売活動を行う,大規模な企業。世界企業。国際企業。
- ぎょくてき-せき [4] [3] 【玉滴石】 オパールの一種。岩石の表面をおおう皮殻状,あるいは滴状・葡萄(ブドウ)状をなして産する無色または白色透明の鉱物。
- かいりょくせき 【海緑石】 淡い暗緑色の粘土鉱物。単斜晶系。カリウム・ナトリウム・鉄・アルミニウム・マグネシウムなどを含む。海成の堆積岩中に産する。イオン交換剤として硬水の軟化に使用。