擦れっ枯らし 意味
- すれっからし ◎
〔「すれからし」の転〕
何度もひどい目に遭って素直でなくなり,ずるがしこくなること。苦労して人柄が悪くなること。また,その人。
- 擦れ枯らし すれからし ◎ ⇒すれっからし
- 木枯らし 凩; 木枯し
- 木枯らし・凩 こがらし ② (1)〔木を吹き枯らす風の意〕 初冬に吹く強い風。﹝季﹞冬。《―に浅間の煙吹き散るか/虚子》 (2)〔近世女性語〕 すりこぎ。
- 木枯らし茶 こがらしちゃ ④③ 橙(ダイダイ)色がかった焦げ茶色。
- 葉枯らし はがらし ② 皆伐した林木を枝払いせず,林内に一定期間置き,含水率を短期間で下げる木材乾燥法。
- 藪枯らし 烏蘞苺
- すれっ-からし [0] 【擦れっ枯らし】 (「すれからし」の転) 何度もひどい目に遭って素直でなくなり,ずるがしこくなること。苦労して人柄が悪くなること。また,その人。
- すれっからし 【擦れっ枯らし】 〔「すれからし」の転〕 何度もひどい目に遭って素直でなくなり,ずるがしこくなること。苦労して人柄が悪くなること。また,その人。
- 擦れ 疵; きず口; 擦過傷; 疵ぐち; 掠り傷; かすり疵; 古創; 擦りきず; 疵あと; 切傷; 残痕; 微傷; 爪痕; 擦疵; すり傷; 引攣り; 疵口; 掻き疵; 嗄; 掠傷; 擦痕; 古傷; 擦傷; 浅傷; 掻き傷; 爪跡; 傷ぐち; 切り疵; 引っ攣り; 引攣; 掠り疵; 切疵; 疵痕; 瘡痕; 痕; 掻傷; 疵跡; 傷; 摺; 掠疵; 創痕; 摩; 傷痕; 引き攣り; 古疵; 瘢痕;
- 枯らす からす ◎ 〔「涸(カ)らす」と同源〕 植物を枯れさせる。 「盆栽の松を―・す」
- 擦れ擦れ すれすれ ◎ (1)二つの物がもう少しで触れ合うほど近いさま。 「海面―に飛行機が飛ぶ」「床―まで水につかった」 (2)限度一杯であるさま。 「違反―の運転」「定刻―に到着した」 (3)気持ちが合わないさま。仲が悪いさま。 「御領分のせり合ひでお二人の親御様は―/浄瑠璃・妹背山」
- 人擦れ ひとずれ ◎ 多くの人と接して世慣れていること。 「―していない純朴な青年」
- 友擦れ ともずれ ◎ 友人との交際で世慣れすること。友人の影響で悪ずれすること。
- 床擦れ とこずれ ◎ 長く病気で床についていて,床にあたる体の部分がすれてただれること。褥瘡(ジヨクソウ)。 「―したところが痛々しい」
- 悪擦れ わるずれ ◎ 世間ずれしていて悪賢いこと。 「―していない純な人」