朴歯 意味
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- ほおば ◎①
ホオノキでつくった下駄の歯。また,その歯を入れた下駄。
- 朴柏 ほおがしわ ホオノキの異名。 「我が背子が捧げて持てる―/万葉 4204」
- 朴烈事件 ぼくれつじけん 1923年(大正12)大逆罪の容疑者として逮捕された在日朝鮮人朴烈(1902-1974)とその妻金子文子の獄中における取り扱いをめぐり惹起された一連の事件。死刑判決が26年4月内閣の奏請により無期に減刑され,取り調べ中の両人の怪写真が諸方に配付されるや,事件は野党による内閣攻撃の手段として用いられ,数か月にわたり紛糾が続いた。
- 朴念仁 ぼくねんじん ③⑤ 無口で愛想のない人。ものわかりの悪い人。 「頑固(カタクナ)で―で実務には役に立たぬ男である/社会百面相(魯庵)」
- 朴直 樸直
- 朴・厚朴 ほお ① ホオノキの別名。
- 朴訥 朴とつ; 木訥
例文
- 材は堅いので下駄の歯(朴歯下駄)などの細工物に使う。
- 柳の台に朴歯。
- 師匠から貰ったカンカン帽が大きすぎるので、被ることができないから右手で上に差し上げて持ち、いつでもこうもり傘をさして朴歯の下駄をはいて歩いていた(6代目三遊亭圓生談)。