筑豊 意味
- 筑豊本線 ちくほうほんせん JR 九州の鉄道線。福岡県若松・直方・原田間,66.1キロメートル。かつては石炭輸送線として繁栄した。
- 筑豊炭田 ちくほうたんでん 福岡県北部,遠賀川流域に広がる炭田。1955年(昭和30)頃までは産炭量は日本一であったが,現在はほぼ全炭鉱が閉山した。
- 筑肥線 ちくひせん JR 九州の鉄道線。佐賀県伊万里と福岡県姪浜(メイノハマ)間,75.7キロメートル。姪浜で福岡市営地下鉄に接続。山本と唐津間は唐津線と重複。
- 筑羅者 ちくらもの 日本人とも中国人ともつかぬ者。どこの者とも分からぬ者。 「唐と日本の潮ざかひ,―かと疑へり/浄瑠璃・国性爺合戦」
- 筑羅が沖 ちくらがおき (1)対馬の沖合。朝鮮海峡のあたり。 「唐と日本の潮ざかひ,―に陣をとる/幸若・大臣」 (2)「筑羅」に同じ。 「和漢まぜこぜ―だ/洒落本・辰巳婦言」 (3)中途半端なこと。あいまいなこと。また,その人。 「どちら着ずの―/浮雲(四迷)」
- 筑羅 ちくら 〔朝鮮半島と日本との間にある巨済島の古名「瀆盧(トクラ)」の転という。それが二国の間に位置するところから〕 日本とも中国ともつかないこと。どっちつかずのこと。筑羅が沖。 「―手くらの一夜検校/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
- 筒 つつ ②◎ (1)丸く細長く中がからになっているもの。くだ。管。 (2)銃身。砲身。 「―先」 (3)小銃。大砲。 「大―」「捧げ―」 (4)井戸がわ。井筒(イヅツ)。 (5)轂(コシキ)の異名。 (6)俵にさしこんで米や麦を出すために用いる,先をとがらせた竹。米さし。 (7)酒などを入れる竹筒。ささえ。 (8)和船で,帆柱の受け材。 →帆筒 ; どう ① (1)双
- 筑紫鴨 つくしがも ④ カモ目カモ科の鳥。雄は全長60センチメートル余りで,雌はやや小さい。全体が白く,頭と首は暗緑色。くちばしは赤く,尾の末端は黒い。日本には冬鳥として九州の有明海の干潟などに少数渡来する。
- 筒っぽ つつっぽ ◎ 「筒袖」に同じ。つつっぽう。
例文
- その爆発音は筑豊地区まで届いたという。
- 筑豊炭田の三井財閥系の主力鉱であった。
- 筑豊を構成する自治体の一つでもあった。
- 峠からは、筑豊の山々や平野が見渡せる。
- 1959年 筑豊炭鉱労働者を取材する。
- 西鉄バス筑豊が西鉄バス遠賀を吸収合併。
- 筑豊地方の中の地区の一つ、田川地区。
- 激しい抗争の末、筑豊地区を統一した。
- 同時に、筑豊本線・原田駅経由とする。
- 筑豊を構成する市町村の一つでもある。