筒先 意味
- つつさき ◎
(1)ホースなどの筒状のものの先。筒口。
(2)銃・砲の口。銃口。砲口。筒口。
「敵に―を向ける」
(3)ホースの筒先を受け持つ消防士。筒口。
- 筒井順慶 つついじゅんけい (1549-1584) 戦国大名。大和筒井城主。松永久秀を討って大和一国を支配。以後,織田信長に属す。本能寺の変では明智光秀に誘われたが居城を動かず,山崎の戦いののち,羽柴秀吉に参じた。そのため洞ヶ峠(ホラガトウゲ)に軍をとどめて形勢をうかがって日和見(ヒヨリミ)を決め込んだという俗説が生まれた。 →洞ヶ峠
- 筒井筒 つついづつ ③ (1)筒井につけられたわく。 (2)〔「伊勢物語」二三段の「つつゐつの井筒にかけしまろがたけ過ぎにけらしな妹見ざるまに」から〕 幼なじみの男女。また,その仲。 「―の仲」 (3)重文の井戸茶碗。豊臣秀吉所持。近習が取り落とし,五つに割れたことから,細川三斎が銘をつけた。
- 筒切り つつぎり ◎ まるく長いものを横に切ること。輪切り。 「鯉を―にする」
- 筒井 つつい ◎ 筒状にまるく掘った井戸。 ; つつい 姓氏の一。
- 筒口 つつぐち ◎ 「筒先」に同じ。
- 筒っぽ つつっぽ ◎ 「筒袖」に同じ。つつっぽう。
- 筒台 つつだい ◎② 銃身や砲身を据える台。
- 筒 つつ ②◎ (1)丸く細長く中がからになっているもの。くだ。管。 (2)銃身。砲身。 「―先」 (3)小銃。大砲。 「大―」「捧げ―」 (4)井戸がわ。井筒(イヅツ)。 (5)轂(コシキ)の異名。 (6)俵にさしこんで米や麦を出すために用いる,先をとがらせた竹。米さし。 (7)酒などを入れる竹筒。ささえ。 (8)和船で,帆柱の受け材。 →帆筒 ; どう ① (1)双
- 筒咲き つつざき ◎ 花弁が筒形をして咲くこと。また,その花。アサガオの花など。 「―の花」
例文
- 自称『筒先の芸術家(アーティスト)』。
- ホースや筒先の規格は消防隊が使用する物とかなり似ている。
- 望遠鏡の筒先方向にはスリットと呼ばれる細い隙間とその蓋を持つ。
- 反射式と同様に、鏡筒底部の凹面鏡で光を鏡筒先端部に集中させる。
- 消火栓、ホース、筒先、ホース掛けなどが箱に収まった形で設置されている。
- そして像を改良する為に、鏡筒先端にシュミット補正板というレンズをはめ込む。
- 通常、可搬ポンプの運用は筒先1口、大型の可搬ポンプでは2口を前提に考えられている。
- 放水中は決して筒先(ノズル)から手を離してはならない、また、直接水流を人体に当ててはならない。
- さらに、鏡筒先端に設置した凸面鏡で光を底部に折り返し、凹面鏡中央に空けた穴から接眼部へ光を導く。
- 筒先担当は筒先を持ちホースを完全に伸ばして火元に走り、しっかり筒先を構えてバルブ開閉担当に放水始めの合図をする。