ごとくなり 意味
- 【如くなり】
〔「ごとくにあり」の転〕
活用語の連体形や体言,またそれらに助詞「の」「が」の付いたものに接続する。
(1)似ているものに比べ,たとえる意を表す。…のようだ。…のようである。…のとおりである。
「高き山も,麓のちりひぢよりなりて,あま雲たなびくまで,おひのぼれる〈ごとくに〉,この歌もかくの〈ごとくなる〉べし/古今(仮名序)」
(2)不確かな断定を表す。
「まことに聞くが〈ごとくなら〉ば不便なる事也/著聞 17」
- ごとく-なり 【如くなり】 (助動)(ごとくなら・ごとくなり(ごとくに)・ごとくなり・ごとくなる・ごとくなれ・ごとくなれ) (「ごとくにあり」の転) 活用語の連体形や体言,またそれらに助詞「の」「が」の付いたものに接続する。 (1) 似ているものに比べ,たとえる意を表す。…のようだ。…のようである。…のとおりである。「高き山も,麓のちりひぢよりなりて,あま雲たなびくまで,おひのぼれる〈ごとくに〉,こ
- ごとく 【如く】 〔助動詞「ごとし」の連用形から。現代語で,ややかたい文章語的な言い方として用いられる〕 活用語の連体形や体言,またそれらに助詞「の」「が」の付いたものに接続して,「…のように」「…のようで」などの意を表す。 「お師匠様の円満微妙な色白の顔がにぶい明りの中に来迎仏の〈ごとく〉浮かんだ」 ; 【五徳】 (1)五つの徳目。仁・義・礼・智・信。あるいは温・良・恭・倹・譲。また,
- さくなり 【作様】 当世具足の兜(カブト)の様式の一。甲冑師(カツチユウシ)明珍家特有の作風のものをいい,高勝山ほか種々のタイプがある。
- ひゃくなり 【百生り】 一本の茎やつるに実がたくさんなること。 「―びょうたん」
- 如くなり ごとくなり 〔「ごとくにあり」の転〕 活用語の連体形や体言,またそれらに助詞「の」「が」の付いたものに接続する。 (1)似ているものに比べ,たとえる意を表す。…のようだ。…のようである。…のとおりである。 「高き山も,麓のちりひぢよりなりて,あま雲たなびくまで,おひのぼれる〈ごとくに〉,この歌もかくの〈ごとくなる〉べし/古今(仮名序)」 (2)不確かな断定を表す。 「まことに聞くが
- おとなり-ごと [0] 【御隣事】 女児の遊戯の一。近所づきあいのまねごとをする遊び。おとなりごっこ。
- とくなが 【徳永】 姓氏の一。
- とくなが-ゆき 【徳永恕】 (1887-1973) 保育事業家。東京生まれ。日本初の母子保護施設を設立。戦争被害者や孤児の救済・保護活動に尽力。
- 堅くなりきる すっかり固まる
- ことごとく 【悉く・尽く】 〔「事事」に接尾語「く」の付いた語。漢文訓読に用いられた語〕 すべて。残らず。 「財産を―失う」 →ことごと ――書(シヨ)を信ずれば則(スナワ)ち書無きに如(シ)かず 〔孟子(尽心下)「書」は原義では「書経」をさす〕 どんな立派な書物でもすべてが真理や真実ばかりとはかぎらないから,書物に書いてあることを全部そのまま信じてしまうならば,かえって書物など読まない方が
- ごとくち 【後得智】 〔仏〕 現象界の個々の物事の相違を認める智慧(チエ)。あらゆる物事が無差別であると知る根本智ののちに得られる。仏は衆生の差別を知って救済しようとするので,衆生を救済するのは後得智とされる。
- ごとく-ち [3] 【後得智】 (仏) 現象界の個々の物事の相違を認める智慧(チエ)。あらゆる物事が無差別であると知る根本智ののちに得られる。仏は衆生の差別を知って救済しようとするので,衆生を救済するのは後得智とされる。
- おとなりごと 【御隣事】 女児の遊戯の一。近所づきあいのまねごとをする遊び。おとなりごっこ。
- とくながゆき 【徳永恕】 (1887-1973) 保育事業家。東京生まれ。日本初の母子保護施設を設立。戦争被害者や孤児の救済・保護活動に尽力。
例文
- 人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。