かきつける 意味
- 【書(き)付ける】
(1)文字や文句を書き留める。心覚え程度に書き記す。
「要点をメモに―・ける」
(2)いつも書いていて慣れている。書き慣れる。
「―・けた原稿用紙」
- かきつけ 【書(き)付け】 (1)心覚え程度に書いたもの。書類。メモ。 (2)勘定書き。請求書。 「飲み屋の―」 (3)江戸時代,幕府や大名家で,上からの命令・申し渡しを記した公文書。お書き付け。
- ききつける 【聞(き)付ける】 (1)一般には知られていなかったことを聞き出して知る。聞きこむ。 「新聞記者が―・ける」 (2)音や声を聞いて気がつく。 「騒ぎを―・けて人が集まる」 (3)聞きなれている。 「愚痴は―・けている」
- きつける 【着付ける】 (1)着るのに慣れている。着慣れている。 (2)着付けをする。着物を着せる。
- たきつける 【焚き付ける】 (1)火をつけて,燃やし始める。 「風呂を―・ける」 (2)おだてたり,けしかけたりして,その気になるようにしむける。そそのかす。 「周りから―・けられて立候補する」
- つきつける 【突(き)付ける】 (1)相手の体を突くようにしてさしだす。 「短刀を―・ける」 (2)強い態度で相手に示す。 「要求を―・ける」
- ときつける 【説(き)付ける】 いろいろと説いて自分の考えに従わせる。ときふせる。 「隠居を旨く―・けて/二人女房(紅葉)」
- ひきつける 【引(き)付ける】 (1)近くに引き寄せる。 「手元に―・けて打つ」 (2)(「惹き付ける」とも書く)人の心を誘い寄せる。魅惑(ミワク)する。 「彼の人柄にはだれもが―・けられる」 (3)こじつける。かこつける。付会する。 「自説に―・けて解釈する」 (4)痙攣(ケイレン)を起こす。ひきつけを起こす。 「敷居にかしらをしたゝかうちて…目を―・け(=目ヲマワシ)/西洋道中膝栗毛(
- ふきつける 【吹(き)付ける・吹(き)着ける】 (1)風が強く吹き当たる。 「北風の―・ける道」 (2)吹いて付着させる。 「塗料を―・ける」 (3)風が物を吹き飛ばして他の物に当てる。また,吹き寄せる。 「強風が雪を壁に―・ける」「阿波の地へこそ―・けたれ/平家 11」 (4)そそのかす。たきつける。 「何がなと有ること無いこと―・けて/人情本・婦女今川」
- まきつける 【巻(き)付ける】 まわりに巻いてつける。 「首にマフラーを―・ける」 ; 【蒔き付ける】 作物の種をまく。 「ホウレンソウを―・ける」
- やきつける 【焼(き)付ける】 (1)焼いた金属などを押しあてて印をつける。焼き印を押す。また,太陽などの強い熱線が照りつける。 「酒樽に印を―・ける」「じりじりと―・けるような日差し」 (2)いつまでも消えない強い印象を残す。 「目前の光景を心にしっかりと―・ける」 (3)写真で,印画紙にネガを重ね,光線にあてて陽画を作る。プリントする。 (4)陶磁器に絵や模様を描き焼いて付着させる。 (
- ゆきつける 【行(き)付ける】 行くのに慣れている。行くのを習慣としている。いきつける。 「何回も―・けた所」
- 叩きつける 打ち当たる; 打っ付かる; 突き当たる; ぶっ付ける; ぶつかる; 打ち当てる; 打つかる; 打ちつける; 撲つ; 打つ; ぶつける; 当たる; 打付ける; 打っつける; 突掛ける; 打当たる; 打ち当る; 叩き付ける; ぶっ付かる; ぶっつける; 衝突する; ぶち当たる; 突当たる; 打当る; 当る; 打ち付ける; 突当る; 打っ付ける; 突きあたる; 当てる; 中る; 打当てる; 打っつか
- 吹きつける 打つ; たたきつける; 吹き付ける; 鞭索で結びつける; 吹き着ける; スプレーする; 噴射する; 打ち寄せる; 鞭で打つ; 吹付ける
- 巻きつける 巻く; 撚る; 糸を巻く; 繰り巻く; 曲がる; 巻き揚げる; 避けて通る; 巻き込む; とぐろ状に巻く; 回転させる; 回避する; 縮らす; 作る; 向きを変える; 向ける; 紐で結ぶ; 回す; 巻き付ける; 巻き繰る; 紐で締める; 撚り合わせる; …を巻き上げる; を巻く; すっかり巻く; 迂回する
- 引きつける 吸寄せる; 悩殺する; 落し掛る; ひきつける; 落とし込む; 引きこむ; 吸引する; 落とし掛ける; 魅了する; 吸いつける; 手繰りよせる; 仕向ける; 吸い付ける; 落掛る; 引寄せる; 唆す; あおる; 釣りこむ; 口説く; そそる; 引きとめる; 煽る; ひき付ける; 誘い込む; 引き寄せる; 引きずり込む; 惹き付ける; 誘出す; 誘う; 誘い出す; 引き付ける; アピールする;