ぶったくる 意味
- 【打っ手繰る】
(1)強引に奪いとる。ひったくる。
「抱えていた袋を―・られた」
(2)法外に高い料金をとる。ふんだくる。
「バーで―・られた」
‖可能‖ ぶったくれる
- ぶったくり 【打っ手繰り】 強引に奪い取ること。強奪。
- ぶったたく 【打っ叩く】 乱暴にたたく。また,「たたく」の乱暴な言い方。 「ひとつ,―・いてやろうか」 ‖可能‖ ぶったたける
- ひったくる 【引っ手繰る】 〔「ひきたくる」の転〕 他人の持っている物を無理にうばい取る。 「ハンドバッグを―・られる」 ‖可能‖ ひったくれる
- 打ったくる 掠めとる; かっ払う; 掻攫う; 打たくる; 掠め取る; 吹きかける; 分捕る; ぶったくる; 掻っ攫う; 掻っ払う; 奪取する; 盗む; ふんだくる; ぼる; ぱくる; 吹っかける; 横取りする; 吹き掛ける; 吹掛ける; 掻っぱらう; 横どりする; 掴み取る; かすめ取る; 掠取る; 吹っ掛ける; 横取する; 掻払う
- やらずぶったくり 【遣らずぶったくり】 人には与えずにただ取り上げる一方であること。
- やらず-ぶったくり 【遣らずぶったくり】 (連語) 人には与えずにただ取り上げる一方であること。
- 遣らずぶったくり やらずぶったくり 人には与えずにただ取り上げる一方であること。
- たくる ※一※ (動ラ五[四]) (1)(着物のすそなどを)はしの方から裏返すようにして引きあげる。皮をむく。 「ズボンのすそを―・る」「ひげをむしられ,皮を―・られ/狂言・野老(天正本)」 (2)むりやり奪い取る。ひったくる。 「御堪忍とすがり付き,箒を―・れば/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」 (3)動詞の連用形の下に付いて,荒々しく…する,盛んに…するの意を表す。 「塗り―・る」 ‖可能‖
- ぶっ-たくり [0] 【打っ手繰り】 強引に奪い取ること。強奪。
- ぶっ-たく・る [4] 【打っ手繰る】 (動ラ五 [四] ) (1) 強引に奪いとる。ひったくる。「抱えていた袋を―・られた」 (2) 法外に高い料金をとる。ふんだくる。「バーで―・られた」 [可能] ぶったくれる
- かきたくる 【掻き手繰る】 〔「かきたぐる」とも〕 (1)かきむしる。 「何処も彼処も掻いて掻いて―・り/浄瑠璃・孕常盤」 (2)(「かきたくるほど」の形で)程度がはなはだしいさまを表す。 「―・るほど気がせくもの/浄瑠璃・会稽山」
- たたくる めちゃめちゃにする。しわくちゃにする。 「打ち当て袴の裾,踏み―・つて睨み付け/浄瑠璃・反魂香」
- ぬたくる (1)体をくねらせてはいまわる。のたくる。 「ミミズが―・る」 (2)へたな字などをぶざまに書きつける。 「色紙にへたな俳句を―・る」 (3)絵の具・墨・白粉(オシロイ)などをむやみになすりつける。べたべたと塗りつける。 「おしろいを―・る」
- ぬりたくる 【塗りたくる】 乱雑・無秩序に塗りつける。べたべたと塗る。 「白粉(オシロイ)を―・る」
- のたくる (1)体をくねらせてはいまわる。うねって動く。 「ミミズが―・る」 (2)俗に,あちこち歩きまわることをいう。 「どこを―・っていたんだ」 (3)下手な字を乱暴に書きしるす。 「一流を書出すのぢやと―・つて/雑俳・唐子踊」