無顆粒白血球 意味
- むかりゅうはっけっきゅう ⑦
白血球のうち,細胞質内に顆粒を含まないもの。リンパ球と単球をいう。
⇔顆粒白血球
- 顆粒白血球 かりゅうはっけっきゅう ⑥ 白血球のうちで,細胞質中に多くの顆粒を含むもの。色素に対する染色性から,好中性球・好酸性球・好塩基性球に分ける。顆粒球。
- 白血球 はっけっきゅう ③ 血液の有形成分の一。骨髄・脾臓・リンパ節で作られる。赤血球より大きく,無色で核があり,顆粒白血球(好中球・好酸球・好塩基球)・リンパ球・単球に分けられる。活発に活動し,好中球や単球は細菌や異物を食菌し,リンパ球は免疫に関与する。
- 白血球形成 増血機能; 造血; 血球形成; 造血作用; 赤血球産生
- 人白血球抗原 ひとはっけっきゅうこうげん ⑨ 〔human leukocyte antigen〕〔「ひと」は「ヒト」と書かれる〕 ヒトの主要な組織適合抗原。HLA 抗原。
- 白血球減少症 はっけっきゅうげんしょうしょう ③-◎ 末梢血中の白血球が減少している状態。
- ヒト白血球抗原 ヒトはっけっきゅうこうげん; 人白血球抗原
- 汎白血球減少症 顆粒球減少症; 白血球減少症
- 顆粒 かりゅう ◎ (1)つぶ。つぶつぶ。 「―状の風邪薬」 (2)トラコーマのため,結膜にできる水泡状のつぶ。 (3)細胞や体液中に含まれる微小なつぶ。微小体。
- 白血 しらち ② 婦人病の一。こしけ。白帯下(ハクタイゲ)。
- 血球 けっきゅう ◎ 血液中の有形成分で血漿中に浮遊するもの。赤血球・白血球・血小板からなる。
- 顆粒剤 細粒丸薬
- 顆粒球 かりゅうきゅう ② ⇒顆粒白血球(カリユウハツケツキユウ)
- 白血病 はっけつびょう ◎ 白血球生成組織の悪性腫瘍。病的な幼若白血球が無制限に増殖し,正常な赤血球・白血球・血小板の生成を阻害し,悪液質・出血傾向・重症感染症などをおこす。
- 赤血球 せっけっきゅう ③ 血液の有形成分の一。無脊椎動物の一部と脊椎動物に存在。哺乳類では骨髄でつくられ,肝臓・脾臓で壊される。ヒトの赤血球の平均寿命は約一二〇日で,絶えず更新され,形は両面中央がややへこんだ円盤状で無核。含有するヘモグロビンにより赤色を呈し,主に酸素の運搬にあたる。
- 顆粒球減少症 汎白血球減少症; 白血球減少症