ぞうじょう-まん 意味

発音を聞く:
  • ―ジヤウ― [3]
    【増上慢】

    (1)(仏) 七慢の一。まだ完全に悟りを開いていないのに,悟りを開いたと思って,おごりたかぶること。
    (2)実力もないのに自己を過信して思い上がること。

関連用語

        ぞうじょうまん:    【増上慢】 (1)〔仏〕 七慢の一。まだ完全に悟りを開いていないのに,悟りを開いたと思って,おごりたかぶること。 (2)実力もないのに自己を過信して思い上がること。
        ぞうじょう:    【増上】 〔仏〕 宗教上の能力などが,外部からの影響によって強化されること。
        ぞうじょうじ:    【増上寺】 東京都港区芝公園内にある浄土宗鎮西流の大本山。山号,三縁山。徳川将軍家の菩提所。空海の弟子宗叡の開創した真言宗光明寺を,1385年浄土宗増上寺と改める。江戸時代に関東の浄土宗を統括する寺院となり,上野の寛永寺と権勢を競った。
        ぞうじょう-えん:    ―ジヤウ― [3] 【増上縁】 (仏) (1) 他の物事が生ずることを助ける働きをする縁。 (2) 浄土教で三縁の一。弥陀(ミダ)の名号を唱えれば,臨終のときに聖衆の来迎を受けて必ず往生できること。
        ぞうじょう-じ:    ゾウジヤウ― 【増上寺】 東京都港区芝公園内にある浄土宗鎮西流の大本山。山号,三縁山。徳川将軍家の菩提所。空海の弟子宗叡の開創した真言宗光明寺を,1385年浄土宗増上寺と改める。江戸時代に関東の浄土宗を統括する寺院となり,上野の寛永寺と権勢を競った。
        ぞうじょう-てん:    ゾウヂヤウ― 【増長天】 (梵 Virūd.haka) 四天王の一。帝釈(タイシヤク)天に仕え,須弥山(シユミセン)の中腹にあって南方を守護する神。像は赤色で怒りの相を表し,矛(ホコ)などを持って甲冑(カツチユウ)をつける。
        ぞうじょうえん:    【増上縁】 〔仏〕 (1)他の物事が生ずることを助ける働きをする縁。 (2)浄土教で三縁の一。弥陀(ミダ)の名号を唱えれば,臨終のときに聖衆の来迎を受けて必ず往生できること。
        ぞうじょうてん:    【増長天】 〔梵 Virūḍhaka〕 四天王の一。帝釈(タイシヤク)天に仕え,須弥山(シユミセン)の中腹にあって南方を守護する神。像は赤色で怒りの相を表し,矛(ホコ)などを持って甲冑(カツチユウ)をつける。
        まんもくしょうじょう:    【満目蕭条】 見渡す限りもの寂しいこと。
        まんもく-しょうじょう:    ―セウデウ [0] 【満目蕭条】 見渡す限りもの寂しいこと。
        じょうまん:    【上慢】 〔仏〕「増上慢(ゾウジヨウマン)」の略。 「五千の―は莚(ムシロ)を巻きて立ち侍るとなり/ささめごと」 ; 【冗漫】 無駄が多く,しまりのない・こと(さま)。 「―な文章」 ﹛派生﹜——さ(名)
        じょう-まん:    ジヤウ― 【上慢】 (仏)「増上慢(ゾウジヨウマン)」の略。「五千の―は莚(ムシロ)を巻きて立ち侍るとなり/ささめごと」
        まんじょう:    【満場】 会場全体。また,その場にいる人全部。 「―の紳士淑女」「―の喝采を浴びる」
        まん-じょう:    ―ヂヤウ [0] 【満場】 会場全体。また,その場にいる人全部。「―の紳士淑女」「―の喝采を浴びる」
        ごじょく-ぞうじ:    ―ヂヨク― [4] 【五濁増時】 (仏) 時がたつにつれ五濁がはなはだしくなること。五濁増。

隣接する単語

  1. "ぞうじょうてん" 意味
  2. "ぞうじょうまん" 意味
  3. "ぞうじょう-えん" 意味
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