ぞうじょう-じ 意味

発音を聞く:
  • ゾウジヤウ―
    【増上寺】

    東京都港区芝公園内にある浄土宗鎮西流の大本山。山号,三縁山。徳川将軍家の菩提所。空海の弟子宗叡の開創した真言宗光明寺を,1385年浄土宗増上寺と改める。江戸時代に関東の浄土宗を統括する寺院となり,上野の寛永寺と権勢を競った。

関連用語

        ぞうじょう:    【増上】 〔仏〕 宗教上の能力などが,外部からの影響によって強化されること。
        ぞうじょうじ:    【増上寺】 東京都港区芝公園内にある浄土宗鎮西流の大本山。山号,三縁山。徳川将軍家の菩提所。空海の弟子宗叡の開創した真言宗光明寺を,1385年浄土宗増上寺と改める。江戸時代に関東の浄土宗を統括する寺院となり,上野の寛永寺と権勢を競った。
        どうじょう-じ:    ダウジヤウ― 【道成寺】 (1) 和歌山県日高郡川辺町にある天台宗の寺。山号,天音山。701年の開創と伝えられる。開基は義淵。安珍(アンチン)・清姫(キヨヒメ)の伝説で名高い。 安珍清姫 (2) 能の一。四番目物。恋に破れた女の恨みと死後の執念の恐ろしさを描く。紀州道成寺の釣り鐘の再興供養に女の怨霊が白拍子の姿で現れ,乱拍子を舞い,蛇体となって供養を妨げるが,僧の祈りで退散する。
        ほうじょう-じ:    ホフジヤウ― 【法成寺】 京都市左京区の鴨川の西岸にあった寺。1022年藤原道長の建立。顕・密・浄・禅諸宗の混在した寺で,道長は無量寿院に住した。たびたび火災にあい,南北朝時代に廃絶。通称,京極御堂(ミドウ)・御堂。
        ぞうじょう-えん:    ―ジヤウ― [3] 【増上縁】 (仏) (1) 他の物事が生ずることを助ける働きをする縁。 (2) 浄土教で三縁の一。弥陀(ミダ)の名号を唱えれば,臨終のときに聖衆の来迎を受けて必ず往生できること。
        ぞうじょう-てん:    ゾウヂヤウ― 【増長天】 (梵 Virūd.haka) 四天王の一。帝釈(タイシヤク)天に仕え,須弥山(シユミセン)の中腹にあって南方を守護する神。像は赤色で怒りの相を表し,矛(ホコ)などを持って甲冑(カツチユウ)をつける。
        ぞうじょう-まん:    ―ジヤウ― [3] 【増上慢】 (1) (仏) 七慢の一。まだ完全に悟りを開いていないのに,悟りを開いたと思って,おごりたかぶること。 (2) 実力もないのに自己を過信して思い上がること。
        しょうじょう-じ:    シヨウジヤウ― 【証誠寺】 (1) 千葉県木更津市にある浄土真宗本願寺派の寺。山号,護念山。慶長年間(1596-1615)の開創。野口雨情作詩・中山晋平作曲の童謡「証誠寺の狸ばやし」の舞台。 (2) 福井県鯖江(サバエ)市横越町にある浄土真宗山元派の本山。山号,山元山。親鸞が越後に配流される途中布教した地を,のち善鸞が住して教化にあたったという。1475年現在地に移転。
        ぞうじょうえん:    【増上縁】 〔仏〕 (1)他の物事が生ずることを助ける働きをする縁。 (2)浄土教で三縁の一。弥陀(ミダ)の名号を唱えれば,臨終のときに聖衆の来迎を受けて必ず往生できること。
        ぞうじょうてん:    【増長天】 〔梵 Virūḍhaka〕 四天王の一。帝釈(タイシヤク)天に仕え,須弥山(シユミセン)の中腹にあって南方を守護する神。像は赤色で怒りの相を表し,矛(ホコ)などを持って甲冑(カツチユウ)をつける。
        ぞうじょうまん:    【増上慢】 (1)〔仏〕 七慢の一。まだ完全に悟りを開いていないのに,悟りを開いたと思って,おごりたかぶること。 (2)実力もないのに自己を過信して思い上がること。
        しょうじょうこう-じ:    シヤウジヤウクワウ― 【清浄光寺】 神奈川県藤沢市にある時宗の総本山。山号,藤沢山。時宗第四世呑海が1325年に開創。足利氏をはじめ武家や皇室の信仰が厚く,火災のつど,復興された。絹本着色後醍醐天皇画像・時衆過去帳などを所蔵。藤沢道場。遊行(ユギヨウ)寺。
        しょうじ-じ:    シヨウヂ― 【勝持寺】 京都市西京区大原野にある天台宗の寺。山号,小塩山。役小角(エンノオヅノ)の草創という。791年最澄が中興。文徳天皇のとき,春日神社の供僧寺となる。境内には桜が多く,俗に花の寺と呼ばれる。
        じょうち-じ:    ジヤウチ― 【浄智寺】 鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺。山号,金峰山。鎌倉五山の一。1283年北条宗政の三周忌に開山と伝える。勧請開山は宋僧の兀庵普寧(ゴツタンフネイ)。
        じょうど-じ:    ジヤウド― 【浄土寺】 (1) 兵庫県小野市浄谷町にある真言宗の寺。山号は極楽山。聖武天皇の勅願で行基が開創した広度寺を,鎌倉初期に重源が中興。大仏様式の特徴を伝える浄土堂と阿弥陀三尊像は国宝。 (2) 広島県尾道市尾崎町にある真言宗の寺。山号は転法輪山。聖徳太子の創建と伝える。鎌倉後期に定証が再興したが,1325年に全焼。現存の本堂と多宝塔は鎌倉末期の再建で国宝。

隣接する単語

  1. "ぞうじょうえん" 意味
  2. "ぞうじょうじ" 意味
  3. "ぞうじょうてん" 意味
  4. "ぞうじょうまん" 意味
  5. "ぞうじょう-えん" 意味
  6. "ぞうじょう-てん" 意味
  7. "ぞうじょう-まん" 意味
  8. "ぞうじんぐうしちょう" 意味
  9. "ぞうじんぐうし-ちょう" 意味
  10. "ぞうじょうまん" 意味
  11. "ぞうじょう-えん" 意味
  12. "ぞうじょう-てん" 意味
  13. "ぞうじょう-まん" 意味
パソコン版で見る

著作権 © 2024 WordTech 株式会社