あしのや 意味
- 【葦の矢】
葦の茎で作った矢。朝廷で追儺(ツイナ)の式の時,桃の弓につがえて,鬼を射るのに使った。
- あしの 【蘆野】 姓氏の一。
- しのやき 【志野焼】 美濃(岐阜県土岐市・可児(カニ)市付近)で産した陶器。桃山時代に盛んに焼かれ,茶器が多い。白い半透明の長石釉(チヨウセキユウ)を厚くかけ,釉(ウワグスリ)の下に鉄で簡素な絵を描く。絵志野・鼠志野・紅志野などがある。
- よしのやま 【吉野山】 奈良県吉野町にある山地。吉野川の左岸から大峰山脈北端に向けて高まる約8キロメートルに及ぶ尾根続きの山稜の総称。桜と南朝の史跡で知られる。((歌枕))「―こぞのしをりの道かへてまだみぬかたの花を尋ねむ/新古今(春上)」
- わしのやま 【鷲の山】 (1)〔「鷲山(ジユセン)」を訓読みにした語〕 「霊鷲山(リヨウジユセン)」に同じ。 (2)比叡山の別名。
- うれしのやき 【嬉野焼】 嬉野{(2)}付近で産する伊万里焼の一種。承応・明暦・万治年間(1652-1661)に朝鮮から帰化した者の創始という。
- うわざしのや 【上差の矢】 箙(エビラ)の表に差しそえる矢。雁股(カリマタ)を用いる。うわざし。うわや。 「此の負たる胡簶の―を一筋/今昔 27」 →中差(ナカザシ)
- きしのやなぎ 【岸の柳】 長唄の一。1873年(明治6)発表。杵屋(キネヤ)梅彦作詞,三世杵屋正次郎作曲。夏の隅田川,柳橋,本所などの情景を粋に唄った曲。
- たかしのやま 【高師の山・高志の山】 愛知県豊橋市高師町にある洪積台地。高師原。
- あしのけ 【脚の気】 脚気(カツケ)の古名。 「―起りて/落窪 3」
- あしのこ 【芦ノ湖】 神奈川県箱根火山の火口原湖。湖面の海抜725メートル。面積約7平方キロメートル。箱根用水の水源。
- あしのつの 【葦の角】 「あしづの(葦角)」に同じ。﹝季﹞春。《やゝありて汽艇の波や―/水原秋桜子》
- あしのねの 【葦の根の】 (1)「ね」の音を繰り返して,「ねもころ」にかかる。 「―ねもころ思ひて/万葉 1324」 (2)根に節(ヨ)のあることから,「夜」「世」などにかかる。 「―夜の短くて/後撰(恋四)」 (3)根が分かれていることから,「分けても」にかかる。 「―分けても人に逢はむとぞ思ふ/後撰(恋二)」 (4)根が埿(ウキ)の中にあることから,「憂き」にかかる。 「―憂き身のほど
- あしのね-の 【葦の根の】 (枕詞) (1) 「ね」の音を繰り返して,「ねもころ」にかかる。「―ねもころ思ひて/万葉 1324」 (2) 根に節(ヨ)のあることから,「夜」「世」などにかかる。「―夜の短くて/後撰(恋四)」 (3) 根が分かれていることから,「分けても」にかかる。「―分けても人に逢はむとぞ思ふ/後撰(恋二)」 (4) 根が埿(ウキ)の中にあることから,「憂き」にかかる。「―憂き
- あしのゆ 【芦ノ湯】 神奈川県箱根町にある温泉。箱根七湯の一。駒ヶ岳東側中腹に位置する。単純硫化水素泉。
- しのびあし 【忍び足】 足音をたてぬように,そっと歩くこと。 「抜き足差し足―」
例文
- 1906年(明治39年)4月 - 国有鉄道の芦谷信号所(あしのやしんごうしょ)として開業。
- 芦乃家 雁玉(あしのや がんぎょく、1894年1月20日 - 1960年12月30日)は、漫才師。
- 幸田芦谷インターチェンジ(こうたあしのやインターチェンジ)とは、愛知県額田郡幸田町にある岡崎バイパスのインターチェンジである。
- 番組開始当初は、芦乃家雁玉(あしのや がんぎょく)・林田十郎(はやしだ じゅうろう)の2人が進行を勤めたが、この時の挨拶「いらっしゃいませ。
- 愛知県道323号芦谷蒲郡線(あいちけんどう323ごう あしのやがまごおりせん)は、愛知県額田郡幸田町から愛知県蒲郡市元町に至る一般県道である。
- 愛知県道323号芦谷蒲郡線(あいちけんどう323ごう あしのやがまごおりせん)は、愛知県額田郡幸田町から愛知県蒲郡市元町に至る一般県道である。