よしのに 意味
- 【吉野煮】
くず粉を使った煮物。白身魚や野菜に用いられる。
- しのに 【四の二】 (1)双六(スゴロク)や丁半賭博などで,賽の四と二の目が出ること。 (2)六を洒落ていう語。六蔵・六左衛門というような名の人が遊郭で替え名として用いた。 「材木町の―と言はれし男なるが/浮世草子・好色盛衰記 1」 ; (1)草木がしおれるさま。心がしんみりするさま。 「近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心も―古(イニシエ)思ほゆ/万葉 266」 (2)しきりに。しげく。
- しののに 濡れそぼつさま。しっとりと。びっしょりと。 「朝露に―濡れて呼子鳥/万葉 1831」
- よしの 【吉野】 (1)奈良県吉野郡の町。吉野川に臨む。中心の上市は古くから市場町として発達し,桜の名所で南朝の史跡が多い。製材業が盛ん。 (2)奈良県南部,紀伊山地中北部の吉野郡一帯の地域の総称。 (3)「吉野桜」「吉野織り」の略。 ; 【吉野】 姓氏の一。
- ごじしのにょい 【五獅子の如意】 〔仏〕 表に三鈷(サンコ)の形を彫り,背に五匹の獅子を彫った如意で,宮中の御斎会(ゴサイエ)・興福寺の維摩会(ユイマエ)の講師の僧が持ったもの。
- そめい-よしの ソメヰ― [4] 【染井吉野】 サクラの一種。オオシマザクラとエドヒガンとの雑種。木の生長が早く,各地で栽植される。寿命は短い。春,葉に先立って開花し,花は淡紅色五弁。萼(ガク)・花柄・葉などに軟毛が多い。幕末の頃,江戸染井の植木屋から売り出されたのでこの名がある。吉野桜。
- みよしの 【み吉野】 地名「吉野」の美称。((歌枕))「春霞たてるやいづこ―の吉野の山に雪は降りつつ/古今(春上)」
- み-よしの 【み吉野】 地名「吉野」の美称。((歌枕))「春霞たてるやいづこ―の吉野の山に雪は降りつつ/古今(春上)」
- よしのおり 【吉野織(り)】 平織りの地に,縞または格子状に畦(アゼ)織りを入れた特殊組織の織物。吉野格子。
- よしのがみ 【吉野紙】 奈良県吉野から産出する紙の一種。こうぞで作り,きわめて薄い。
- よしのがわ 【吉野川】 ※一※ (名) (1)奈良県,紀伊山地の経ヶ峰付近を水源とする川。和歌山県に入り紀ノ川となり紀淡海峡に注ぐ。長さ81キロメートル。((歌枕))「―岩波高く行く水のはやくぞ人を思ひそめてし/古今(恋一)」 (2)四国の中央部を東西に流れる四国第一の大河。長さ194キロメートル。四国山地の瓶ヶ森に発し,上流部に大歩危(オオボケ)・小歩危(コボケ)の峡谷をつくり,徳島平野を形成して
- よしのくず 【吉野葛】 奈良県吉野に産する上等の葛粉(クズコ)。
- よしのぐさ 【吉野草】 桜の異名。
- よしのすぎ 【吉野杉】 吉野地方から産する杉材。酒樽などに利用する。
- よしのぬり 【吉野塗】 吉野地方に産する吉野盆・吉野椀・吉野根来(ネゴロ)などの漆器。南北朝頃に興ったといわれる。
- よしのびな 【吉野雛】 束帯した男女一対の木彫り立像の雛(ヒナ)人形。
例文
- 川に落ちた所をよしのに助けられた男性会社員。
- 娘のよしのに銭湯を継いでほしいと思っている。
- いつも番台越しに女湯を覗こうとしてはよしのに阻止されている。
- よしのに好意を持ち花の湯に会いに行くが、なぜかいつも会えない。
- 以神伝心!?(いしんでんしん)は、佐々木よしのによる学園コメディ漫画。
- ある日、遊びに来たよしのに部屋に置いてあったワンピースを発見されてしまい、修一は困惑する。
- そんな中、高槻よしのに繰り返し仲直りを持ちかけられ、高槻に対する嫉妬心がしだいに好意へと変わっていく。