せんめつ 意味
- 【剪滅】
討ちほろぼすこと。
- 【殲滅】
皆殺しにしてほろぼすこと。残らず滅ぼすこと。
「敵の部隊を―する」
- いんめつ 【湮滅・堙滅】 うずもれて跡形もなくなること。すっかりなくしてしまうこと。 「証拠を―する」「当代の遺蹟今将(ハ)た―し去つて/続千山万水(乙羽)」 ; 【隠滅】 (1)かくれて見えなくなること。 (2)「いんめつ(湮滅)」に同じ。
- えんめつ 【煙滅】 〔湮滅(インメツ)の誤りから〕 煙のようにあとかたもなく消えてなくなること。
- げんめつ 【幻滅】 理想視していたものの,現実の姿に気づいて落胆すること。 「実態を見て―する」 ; 【還滅】 〔仏〕 煩悩(ボンノウ)を断ち,生死流転を離れて涅槃(ネハン)に入ること。
- ざんめつ 【残滅】 そこない滅ぼすこと。
- じんめつ 【燼滅】 焼きつくすこと。また,すっかり焼けてなくなること。滅びてなくなること。 「或る勢力を傾覆し若(モシ)くは―するは/社会百面相(魯庵)」
- ぜんめつ 【全滅】 (1)全部ほろびてしまうこと。また,残らずほろぼすこと。 「味方が―した」 (2)すべて悪い結果に終わること。 「一〇人が挑戦したが―した」 ; 【漸滅】 次第にほろびること。
- そんめつ 【存滅】 存在することと滅亡すること。
- だんめつ 【断滅】 たえほろびること。また,たやしほろぼすこと。滅亡。 「之を―するのは,取りも直さず世界を―することである/神秘的半獣主義(泡鳴)」
- てんめつ 【殄滅】 滅ぼし絶やすこと。滅び絶えること。 「敵を―する」 ; 【点滅】 あかりがついたり消えたりすること。また,つけたり消したりすること。 「ネオンが―する」
- てんめつき 【点滅器】 スイッチ。
- てんめつ-き [4] [3] 【点滅器】 スイッチ。
- びんめつ 【泯滅】 〔「泯」はほろびる意〕 ほろんで無くなること。泯絶。 「旧の特色を―して/真善美日本人(雪嶺)」
- りんめつ 【淪滅】 沈み滅びること。滅びてなくなること。 「終に名器も―するに至る/新聞雑誌 31」
- せん-めつ [0] 【剪滅】 討ちほろぼすこと。
- いんいんめつめつ 【陰陰滅滅】 薄暗く陰気で,気がめいるような雰囲気であるさま。 「―たる読経の声」
例文
- 殲滅(せんめつ)ゲームでは2チームが最後の1人になるまで戦い続けるもの。
- 殲滅戦理論(せんめつせんりろん, 独:Vernichtungsgedanke)とはプロイセン軍の戦術論である。