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とりつくろう 意味

読み方:
"とりつくろう"の例文"とりつくろう"の英語"とりつくろう"中国語の意味

意味モバイル版携帯版

  • 【取(り)繕う】
    〔「とり」は接頭語〕
    (1)破れたところをちょっと直す。修繕をする。
    「障子の破れを―・う」
    (2)外見だけ飾って,体裁をよくする。
    「人前を―・う」
    (3)過失などを,その場だけなんとかうまくごまかす。
    「失言をなんとか―・う」
    (4)身なりを整える。
    「御髦(ヒゲ)なども―・ひ給はねばしげりて/源氏(柏木)」
    ‖可能‖ とりつくろえる

  • 取りつくろう    補修する; 手入れする; 修復する; 修造する; リニューアルする; 取り繕う; 改修する; 修築する; 手入する; 修繕する; とり繕う; 修補する; 修覆する; 修理する
  • とり-つくろ・う    ―ツクロフ [5] [0] 【取(り)繕う】 (動ワ五 [ハ四] ) (「とり」は接頭語) (1) 破れたところをちょっと直す。修繕をする。「障子の破れを―・う」 (2) 外見だけ飾って,体裁をよくする。「人前を―・う」 (3) 過失などを,その場だけなんとかうまくごまかす。「失言をなんとか―・う」 (4) 身なりを整える。「御髦(ヒゲ)なども―・ひ給はねばしげりて/源氏
  • とりつく    【取(り)付く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)相手にしっかりつかまって離れない。すがりつく。 「子供が母に―・いて離れない」 (2)物事をやり始める。着手する。とりかかる。 「新しい研究課題に―・く」 (3)立ち向かう。組み伏せようとする。 「垂直な岩壁に―・く」「五人三人―・きて…押し返し押し戻し/仮名草子・竹斎(下)」 (4)手がかりを得る。親しむきっかけをつかむ。
  • とりつくす    【取り尽(く)す】 全部取る。すっかり取る。 「魚を―・す」
  • つくろう    【繕う】 〔動詞「作る」に接尾語「ふ」の付いた「つくらふ」の転〕 (1)破れたりこわれたりしている所をなおす。修理する。修繕する。 「靴下を―・う」 (2)見ておかしくないように外見をととのえる。乱れをなおす。 「髪を―・う」「身なりを―・う」 (3)失敗などがわからないようにうわべをととのえる。 「その場を―・って言い逃れる」「世間体を―・う」 (4)病気や傷を治療する。手当
  • みつくろう    【見繕う】 (1)品物などを適当に選んで整える。 「夕食のおかずを―・う」 (2)見さだめて,態勢を整える。見はからう。 「嶮岨に待て戦んと―・ふ処に/太平記 26」 ‖可能‖ みつくろえる
  • いいつくろう    【言(い)繕う】 言葉巧みにごまかす。 「その場をうまく―・う」 ‖可能‖ いいつくろえる
  • かいつくろう    【掻い繕ふ】 〔「かきつくろふ」の転〕 身なりや服装をきちんと整える。 「僧衣―・ひて,座の末にまゐれり/読本・雨月(仏法僧)」 かいつけ カヒ― アワビの異名。[日葡]
  • かきつくろう    【掻き繕う】 「つくろう」を強めていう語。かいつくろう。 「襟元を―・う」
  • なでつくろう    【撫で繕ふ】 髪などをなでて整える。なでるように大事に整える。 「女(ムスメ)を,昼より乳母と二人―・ひ立てたれば憎げにもあらず/源氏(東屋)」
  • ひきつくろう    【引(き)繕う】 (1)身だしなみをきちんとする。体裁を整える。 「衣紋(エモン)を―・う」 (2)気取った態度をとる。 「躬(ミズカラ)は淑(シトヤ)かに―・へる娘あり/金色夜叉(紅葉)」
  • うわべをつくろうこと    形式主義
  • くろ-とり    ワラビ,干しワラビをいう女房詞。
  • とりつ    【都立】 〔「東京都立」の略〕 東京都が設立・経営していること。また,そのもの。 「―高校」
  • くろう    【劬労】 苦労して働くこと。[色葉字類抄] ; 【苦労】 物事がうまくいくように,精神的・肉体的に励むこと。逆境にあって,つらいめにあいながら努力すること。また,あれこれ心を用いること。労苦。 「親に―をかける」「―しただけあって人情の機微に通じている」「大島田に,埃(ホコリ)がかかるを―にして/当世書生気質(逍遥)」 →御苦労

例文

  • 他方、本命の原版が見つからず、内心あせるディーブだが、原版については一言も触れなかった手前、笑顔をとりつくろうしかなかった。
  • そこへ本蔵の妻戸無瀬と娘小浪が出てきて、殿の奥方までも知っていると心配するので、本蔵は「それほどのお返事、なぜとりつくろうて申し上げぬ。